イヤイヤ期はダブルで

外出していると、地面に寝転がって親へ抗議している子どもを見かけることがあります。
昔から、それこそ僕が小さい頃から、何度も見てきました。

そしてついに我が子にもその時がやってきました。

家の中、公園のアスファルトの上、ニトリの床、どこでもお構いなしです。
今後息子の寝転がりエリアはどんどん拡大されていくことでしょう。

そして寝転んでイヤイヤを表現する息子、可愛すぎます。
息子の横を通り過ぎる大人は、だいたいニヤニヤしています。
いや、ニトリではそうではなかったけど公園ではニヤニヤして見ている人多かったかな。

息子よ、公園だと優しい目で見られるけど、お店の中だとさすがにそうはいかないぞ。

しかしこれ、ホントに可愛いもんです。
これだけ必死に何かを訴えるって今までなかったので、一生懸命な感じがすごく可愛い。

すぐにシャツが上がってお腹がこんにちはする息子は、お腹の素肌からアスファルトの感覚を学んだことでしょう。
お腹の素肌から感じるアスファルトなんて、僕でさえ知りません。
ただ、アスファルトの場合だと特に頭を打たないように気をつけないといけません。
マジで、後頭部から猛スピードで倒れ込もうとするのはやめてほしい。

息子の抗議はたくさんあります。
オムツを替えるのがイヤだ、服を着るのがイヤだ、ベビーカーに乗るのがイヤだ、手を繋ぐのがイヤだ、歩くのがイヤだ、食べるのがイヤだ、歯を磨くのがイヤだ、抱っこがイヤだ、抱っこじゃなきゃイヤだ、おもちゃ取り上げちゃイヤだ、などなど、書き上げるとキリがありません。

今のところ息子の抗議は、地面に寝そべるのと、手の届く範囲の物を投げ散らかしまくるのがあります。

食事中の反抗は、物を投げ散らかしまくることです。
これが、非常にやっかい。
食べ物の入った食器を投げたり、手についたご飯粒を高速で振り回したり、後片付けに困ります。
というか妻がガチブチギレします。

とはいえ1歳の子に対してガチブチギレするなんて大人気ありません。
子どもはビックリして泣くだけです。
妻もかわいそうなことをしてしまったと息子に謝ります。
でもガチブチギレするのはいろんな媒体でお悩み相談されているので、仕方のないことなのでしょう。

僕は息子に何をされてもイライラしないのですが、妻はそうではありません。
イヤイヤする息子と、イヤイヤする息子にイヤイヤする妻がいるわけです。

イヤイヤしてる人が僕の目の前に2人いる。
急にイヤイヤ期の人間が2人になりました。
ダブルイヤイヤ期、賑やかで、時折静かになる楽しい家族です。

イヤイヤしてる人は赤子だろうが大人だろうが何言ってもダメです。
たぶん僕だってそうです。
熊本出身の人は肥後もっこすと言われるほど頑固者ですから、きっと僕にもそんな部分があるでしょう。
様子を見て、落ち着かせて、笑って、優しく、声をかけます。

…肥後もっこすなんて言葉、熊本以外の人って知ってるんですかね。知らないんじゃないかな。熊本県民でも知らない人いるんじゃないかな。まいっか。

（夫）

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平日は保育園ですが、土日の食事を全て用意すると、おやつを含めて4食あります。
毎食作っていると、1日が食事の準備から片付けの繰り返しで終わります。
先日は息子のために作ったお昼ごはんをイヤイヤで、ほぼ食べずに投げられブチギレました…
息子は大泣き、かわいそうなことをしてると思い、私は一旦部屋を出ました。
息子「ママ〜泣　ママ〜泣」私「ごめんね」
作ることが負担になっていると気付いたので、土日のお昼は作るのやめます。
息子も怒られるより、1食くらいレトルトや外食の方がいいと思います。
私は夫と違い感情を出しがちなので、これからも息子を泣かすことがあると思いますが、かわいそうな事をした＝悪いと思ったら、小さい子供に対しても謝って気持ちを伝えたり、これからはこうしようと一緒に考えればいいかなと思います。

(妻)