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保育士体験記_妻ver

先日、夫の保育士体験記がありましたが、
0歳児クラスの保育士体験記
私もその翌日に行ってきました。

月の初め、保育士体験というイベントがあると聞いて面白そうだと思い、夫に相談しました。
夫も面白そうだと思ってくれてすぐに日程調整し、その月に行くことになりました。
最近始めたnoteでも改めて息子のことをよく見てくれているなと思っていますが、こういう保育園行事にも積極的に参加するところは、妻としてとてもありがたいです。
良きパパでいてくれてありがとう。

いつも息子の送り迎えをしているので、先生たちや息子と同じクラスの子なんかはわかりますが、実際にどういうことをしているのかはよくわかっていません。
息子がどんな様子なのか、それを近くで見れるのはとても興味深いことです。

保育園からは毎日アプリを通してその日の出来事を教えてくれていて、先生たちが息子にとても優しく接してくれていることはわかるのですが、実際にどう接しているのかやっぱり気になります。

保育士体験の前日に夫から話は聞きましたが、あまり詳しくは話してくれませんでした。
ブログで詳しく書くなら私にもせめて同じくらいは直接話してほしかった)
でももし聞いていたとしても、その日来た子の人数も違うし天気も違うし、給食のメニューも違うので、それほど参考にならなかったかもしれません。
それでも教えてほしかった


息子と一緒に保育園に行くと、まずは牛乳を飲みます。
これはいつも送っているときに飲み始めるまでは見ることがありますが、全部飲むのは初めて見ました。
それからすぐにおむつ替えをします。

もうおむつ替えするんだ…。

いつも我が家では食事前に替えるので、少しびっくりしました。
しかも、先生がトイレに連れて行こうとすると息子がイヤイヤ騒いでしまったので、私が連れていき、私がおむつを替えるハメになりました。

私にとっておむつ替えは、数ある子どものお世話の中でもワースト入りするほど嫌な作業です。
おむつを履かせようとする時に泣いて騒がれたら、まともに履かせることができません。
右足入れてじゃあ左足を入れようとしたら右足が抜かれています。
左足を入れてじゃあ次は右足だと思ったら左足が抜かれています。
これを繰り返します。
泣き声で耳は痛くなるし全然作業は進まないし、うんちをバラまかれる時あるし、息子は嫌な思いをしてそうだし、誰も良い思いをしないです。
そんなおむつ替え、今日は園の先生がしてくれるのかなと思っていたのですが…。
しかもやっぱりダメなときは誰がやってもダメなので、結局私がしても泣き叫んでいました。

私だって嫌なものは嫌です。
愛する息子のことではありますが、おむつ替えは苦手です。
こればっかりは仕方ありません。
でも嫌だからやらないとかではなく、嫌でもちゃんとやっているので、そこのところはご心配なく。

ちなみに夫はおむつ替えをまったく苦にしないという非常に不思議な生き物です。
苦手なことはお互い補い合って暮らしていこうね。(おむつ替えこれからもよろしく)


それからは、その日が雨だったので室内で新聞紙を破ったり丸めたりして遊びました。
それぞれの子どもがそれぞれ自由に遊んでいる様子は可愛かったです。
ただ、息子と同じくらいの月齢の子が、私の膝に乗って甘えてきたのには少しびっくりしました。
ここは息子が甘える場所なのに…と思ったのは内緒なのですが、でもこんなに甘えてくる子もいるんだなと思いました。

我が子なら、たぶん友達のお母さんの膝の上に乗るということはしないだろうなと思います。
私の友達の子どももそういう子が多く、知らない人だと人見知りをしてあまり近づきたがりません。
なのにこの子はすぐに甘えてきました。
私の知らないパターンです。
この子は上にお兄ちゃんがいるので、ひょっとしたらそういう子は甘えやすいのかな? とも思いましたがよくわかりません。
やっぱりどんな小さい子でも個性は人それぞれでいろんな子がいるんだなと、あたり前のことですが改めて気づけました。

それから息子よりも小さい子たちに離乳食をあげる時間になりましたが、その前におむつ替えタイムです。

ここでも替えるの!?

我が家よりも間違いなく頻繁に替えています。
このペースで替えるなんて、ワンオペだったらまず無理です。
さすが保育園、一人ひとりに対する生活サポートが手厚いです。


さぁその後はいよいよ我が子の給食の時間。
前日、夫が1番ビックリしたと言っていた時間です。

息子はさっきの月齢が同じくらいの子と並んで食べました。
私も一緒に食べます。
あれ、ご飯ってこんなに固くてもいいんだ…。
参考になります。

息子は頑張って不器用にスプーンを使って食べますが、残りが少なくなってくるといよいよスプーンですくえなくなります。
そしたら保育園の先生、「集まれー」といって食器内の食べ物を1箇所に集めて食べさせてました。
参考になります。

小さい子が2人並んで食べていましたが、お互いちゃんと自分の分を食べるんですね。
隣にあるお友達の分にはまったく手を伸ばしません。
これが自分の分だっていうのがちゃんとわかっていて、これには驚きました。
こういうのは家だとわからないので、いつのまにか息子も成長したもんだなと、ママちょっと感動しました。

あと、やっぱり夫が言った通り、家ではありえないくらいこぼしながら食べます。
我が家でこれは無理です。
ママちょっと引きました。

でも2人の小さい子が並んで食べるのはかわいいですね。
2人とも手についた食べ物を、「付いた!」と言わんばかりに見せてきます。
小さい子が2人並んでしっかりご飯を食べてるところも初めてなので、やっぱり新鮮でかわいらしかったです。


給食が終わったら保育士体験は終了です。
とても貴重な体験ができて素敵な1日でした。

息子の保育園の様子を見れて本当に良かったです。
私がいることで、いつものお家にいるときの感覚になってしまい、園での様子が見られないんじゃないかと心配しましたが、園でお友達といっしょに過ごす姿や先生たちと一緒に過ごす姿がちゃんと見れました。

園で楽しそうにしている息子が見れて良かったです。

でも、お家のときのような顔は見れなかったかな…。

私に向かって満面の笑みを見せてくれたり、パパと一緒に遊んでてケラケラ大声で笑ったり、そこまでのテンションにはなっていませんでした。

保育園が悪いというわけではなく、やっぱりこの子は親と一緒にいるお家のときが1番落ち着けて1番楽しい時間なんだなと思いました。
この子と過ごすお家での時間は、この子にとって物凄く大切な時間なんだと。

今は保育園に通っていて平日の日中は一緒にいれませんが、それ以外の時間、夜や休日の一緒にいれるときは、たくさん触れ合ってたくさん笑い合って、そうやって成長していってほしいなと思いました。

あと息子はパパに似たのか、平和主義な一面が見られました。
他の人が遊んでいるおもちゃで遊びたがる子って普通にいると思いますが、息子はそういうことはせず、むしろ他の子が来たらあっさり譲っていました。
家では遊んでいるおもちゃを取ろうとすると泣き叫ぶことがありますが、保育園では違うようです。
そういうお友達同士でいる時の様子というのは、家では見ることができないので、見れてよかったなと思います。


保育士体験は何度かできるみたいで、またやってみたいなと思いました。
数か月後、この日見た息子とは違う成長した姿が見れるのかと思うと、今から楽しみです。

(夫の代筆)


夫の代筆
私が書くと小学生の読書感想文のように、楽しかったですちゃんちゃんと終わってしまうので、インタビューして代筆してとお願いしたら、こうなりました(拍手)

(妻)


インタビューというか、まぁ一緒に生活してるので、何を思っているのかはだいたいわかりますよね。
やっぱり夫婦でも観点が違うのは面白いです。

(夫)

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