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野球型からサッカー型へ

目の前の仕事に片っ端から手をつけて、終わった時が帰るとき。以前の僕の働き方でした。当然ながら、定時に帰った記憶なんてない。

23時まで全員残業している会社にいたこともあるし、毎日終電という会社も経験した。会社の体制にも問題はあったが、そもそも残業前提で働いていた自分に喝!だ。

話は変わるが、野球の審判はインジケーターを持っている。 

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試合中にボールやストライクのカウント、アウトや得点を記録する道具。あ、ちなみに僕は野球の審判を12年やっている。どうでもいいか。でも、2塁の審判だけは別の道具を持っている。それはストップウォッチ。投手の投球間隔を測定し、注意指導するためだ(注:カテゴリーによる)。

なぜ、こんなことをするのかというと野球はとにかく試合時間が長いので、ちぎっては投げるようにするためのルール。投手はストライクをドンドン投げ、打者はバンバン打つ。これは本来の野球の姿とも言える。

あ、また逸れたので話を戻す。

9回(延長戦もあるけど)という回数は決まっていても、時間が実質決まっていないプロ野球では4時間超という試合もある。

一方でサッカーは前半・後半(延長戦もあるけど)の時間が決まっている。

野球型はテニスやバレーボール、サッカー型はラグビーやバスケ。前者のスポーツはとにかく長い。というか終了時刻が読めない。だから時短のためのルール改正が行われる。

スポーツと仕事は似ている。終わりが決まっていないと、どうしても長くなってしまう。残業の全てが悪いのではない。無計画な残業が無駄なのだ。

定時に帰るのは理想だが一気に変えるのも難しい。しかし、とにかく残業が多い方は「ここまで片付けてから」ではなく、「何時まで」を決めることで優先順位が判断できるようになる。そこから少しずつ早めていくことで定時に帰っても仕事を滞りなく処理できる能力が身に付くというわけだ。

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