散髪とタイムマネジメントの関係
タイムマネジメントでは、選択する行動の優先順位として緊急度と重要度で4つに分類されるマトリクスが必ず出てくる。
その中では、「緊急で重要なこと」が最も優先順位が高いのだが、それぞれの特徴や対処法を理解することで適切に処理ができるようになる。
もちろん、「急ぎでも重要でもない」ことでも全く何も考えなくても良いのかというとそういうわけではない。放置すると「急ぎ」にランクアップされるからだ。
例えば、オシャレでもない僕にとって、散髪は「急ぎでも重要でもない」行動の代表格。
とはいえ、これを放置していると、
伸びてみっともないからそろそろ(散髪に)行こうかと、いつものカットサロンに電話を入れても一杯で予約が取れない。
その結果、ボサボサの状態で大切な講演に登壇したり、マスコミの取材を受けたりすることになる。
こういう事態を避けるため、散髪が終わったらその場で次の予約をするというルールにしている。なぜなら、1か月後には確実に伸びていることがわかっているからだ。これが3か月経っても伸びない時があるというなら難しいが、そんなことはない。
1か月後ならカットサロンの予約は取りやすい。自分にとって一番都合の良い日や時間帯で予約ができる。緊急事態では、相手(カットサロン)の空いている数少ない時間帯にこちらの予定を合わせなくてはならない。
時間を自分の管理下に置くということはそういうことだ。