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血尿事件〜飼い主の早とちり

昨年の話だが、愛犬ロビンは13歳の犬生で初めて血尿をだした。

昼休みに帰宅した時にはトイレには血尿はなかった。
その日、職場で歓迎会があり、私の帰宅時間はいつもより3時間近く遅い21時半頃。
昼からその間に血尿があったようだ。

シートに広がるシミは、赤というよりもオレンジ色だった。
初めて見た血尿だけど、一目で血尿とわかるぐらいいつものおしっことは色が違った。

考えられる原因としては、私の帰宅が遅かったこと。
前の職場でも帰宅が遅くなることは幾度となくあったが、血尿をしたことはなかった。

それだけが原因?

そして、膀胱炎と結石を疑う。
が、これは私には判断できないので、様子を見て病院に行こう。

膀胱炎と結石の可能性もなくはないので、とりあえず家にあるハーブで対応。

翌朝、おしっこはいつもと変わらない色だったが、念の為病院を予約。
予約制の病院で1時間枠をとっているので、ゆっくり診てもらえるのが、この病院の良いところだ。
予約は仕事が休みの週末に入れた。

火曜日の血尿以降、変わった様子もなくおしっこも普通だ。
本犬は元気だし、食欲もある。
おしっこにキラキラしたものがないか観察もしていたが、それらしきものもない。

私の心の中では、ごはんにも結石を作る要素はないし、やはり一時的なストレス?というのが大きなウエイトを占めていた。

そして、週末。
病院の予約時間の1時間ほど前にちょうどよく採尿できたので、それを持って病院へ。
のはずが、少し行ったところで採尿したものを忘れた!と気が付きUターン。
危ない…なんのために採尿したのか。
無駄になる所だった。
飼い主のそそっかしさのせいで病院に10分遅刻。

1時間枠の病院でよかった…

一通り説明し、おしっこを渡して検査待ち。
結果は、わずかに潜血はあるが、膀胱炎も結石もなし。
尿がわずかに酸性に傾いているのは、恐らく肉食のせいではないかと勝手に予測。

潜血は2年前の健康診断でも言われたことがあるが、問題のあるような症状はない。
念の為、膀胱と腎臓のエコーをしてもらったが、どちらも問題なし。

様子を見ましょうということで落ち着いた。
ついでなので、ロビンの嫌いな爪切りも先生にお願いし、帰宅。

別な日。
職場が家から近いので、昼休みに帰宅。
私が昼食を食べる時におやつをねだりに来る犬。

冷蔵庫を開けて、私の手が伸びた先にあったもの。
それはドライビーツ。

「これだ!」
そう、私はあの日帰宅が遅かったことに気を取られて気がつかなかったが、血尿と思われたものはビーツによる着色だった。

どうりで、検査しても問題なく、色のついたおしっこもその1回のみ。
だよね〜(笑)
まぁ、検査してなにもないことが分かったので、ヨシとしよう。



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