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歌の発表会 純米大吟醸の会のこと。

18日は私が所属する団体の歌の発表会「純米大吟醸の会」だった。

2015年1月11日に初めてレッスンに行き。

そこから年に2回程度 人前で歌を歌っている。

この私がねぇ。下手くそで、自信のない私が人前で楽しそうに歌が歌えるようになるとはねぇ。。。

始めたころは「うまいか へたか」ばっかりに目がいってたな。

今は自分がどのように表現したいのか。

それを一番大切にしています。

今回歌ったのはこちら。


の3曲。

昔から夢のまた夢と思っていたサックス奏者 TSUBO-KENさんとの共演。


歌の師匠もMCで共演していただき。私にとって12回目にしてずっと思い描いていた共演が出来たのがとっても嬉しい。ここだけの話であるがもし、私が死んだら音楽葬にして このお二人の師匠の歌と演奏で送ってほしいと息子に依頼しているほど 大好きなお二人なのである。

私は昔からかっこつけで、自分を大きく見せるためならなんでもしてきた。でも、そういう傾向は歌や音色にでるのか このお二人の師匠にはお見通しで。歌を歌うたび、演奏するたび違和感を伝えられたり 時には叱られたり。

あまのじゃくでプライドがやたら高く、そんな私を安心していられる状況まで音楽を通じて導いてくださったのもこのお二人の師匠だ。

もちろん、音楽の仲間の力にも本当に多く支えられている。みんな立ち位置が違うからこそ、職種も多岐にわたっているからこそ 違う視線で見る子tが出来るのも面白い会なのである。

で、どうだったかというと。

リハーサルでは初めてのセッションということでかなり緊張していたのだがそのおかげで感情が入りすぎることがなく 淡々と終わった。「案外私、淡々としているもんなんだな」とも感じていた。

が、本番。

お客様が見つめる中 ふざけたMCをしながらもいまだかつてない緊張に襲われた。3日間くらい左半身が筋肉痛だった程。ウケる。どの歌も大好きで。LOVEちゃんの「いつでも僕ら」は本当は私の苦手とするアップテンポ。キーの上がり下がりに苦戦しつつ この歌、本当にいい歌だよね~~^^とか思いながら歌ってて。つぼけん先生の間奏が響く。ふわぁ。飛んでいきそう。

中村つよしさんの「愛のカタチ」

私たち夫婦は結婚当初から本当にぎこちない夫婦で。チャーミーグリーンの宣伝のようなほのぼの夫婦になりたいと思っていたけど実際は常に「離婚」の二文字が付きまとう危うい関係で。2019年のあの夫に起こったことがなかったら 今 こうして一緒にステージに立っていることもなかったし、もしかしたら 一緒にいなかったかもしれない。あの、閉塞感がある 独特な病院の空間で どんどん見当識障害が進んでいく状況の中 二人でデイルームで膝をくっつけて座ったときのぬくもり。それに私は「いろんなことがあるけど、うちはかなり特殊な家庭だけれど 私は一生 この人と生きていく。そして一生護る」って決めた。

私はどっちかって言うと護られたい甘ったれなのだが 四柱推命的にいうと身強で帝旺、冠帯持ち。そして偏印格となるとクラッシュ&ビルドで オラオラ系。 あなたに護られたいって言ってるたまではないのだ(笑) そこを存分に発揮することでうちはいろいろあるけど なんかほんわかした空間になっている。

で、この中村つよしさんの「愛のカタチ」こちらは中村つよしさん自身の体験を基に作られた歌。私なりの愛のカタチはなんだろう?って思うと私には愛する人がたくさんいて。その方々を一人ずつ思い浮かべるといろんな愛し方があって。

わたしだけでもこれだけ愛し方があるのなら、いろんな人の愛し方があって当たり前。人を愛せることが幸せで 私は私自身もやっと愛せるようになってきたように思えるよな。

とか。考えていたらステージ上で感無量になり。

最後の2小節。泣いてました。でも、、それでいいと思いました。

最後に「What a wonderful world」

この歌も大好き。この歌が表現している世界観が大好き。この世の中本当はただそこのあるだけで素晴らしい。地位も名誉の権利も財産も関係なく人は人として尊重される世界で私は生きたい。

一番小さなコミュニティ、自分の家族をまずは思う存分大切にして 子どもたちやそのパートナーたちが それぞれの道を思う存分歩いて行ってほしい。たとえこけても失敗してもそれを糧として。私もめっちゃくちゃいっぱい失敗して 多くの人に迷惑かけて今がある。それでもなお、繋がっていられるのは感謝しかない。

変に自分を卑下することなく 変に委縮することなく 変に上から目線になることなく どんな人とも老若男女関係なく 笑い合えたらいいな。

私はこれからも歌を歌う。これは変わらない。下手で上等。

この日。。思う存分はじけまくったらしく昨日くらいまで思考停止していた。これもまた 稀有な経験で 私には珍しくなんもしない時間をとっても多くとった。

こういうことも自分を大切にすることに繋がるのだろう。

何が言いたいのかわからなくなったが。まぁ、あくまでも私の表現は自己満なのでこれでいい。


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