ひとり暮らしの食費の悩み
ひとり暮らしは食費が高い
これには2つの原因が挙げられる(あくまでも私の場合の話です)
まずスーパーで販売されている量はひとり暮らし向けの量ではない。
食費を抑えようとすると購入する食材の数が減ってしまい、マンネリ化が加速する。自炊が楽しくなくなり、調理済み食品の購入や外食が増える。だからと言って、たくさん食料品を買うと余らせて無駄にしてしまうことがある。
ひとり暮らし用の冷蔵庫は、買い溜めに向かない。
スーパーへの買い物が週末の1回の場合、冷蔵庫や冷凍庫の容量が小さかったり、高機能冷蔵庫にはある保存日数が延ばせる機能がついてないことが多いため、消費期限までに使いきれず、これまた食料品の廃棄ロスが生まれる。ふるさと納税でお肉を頼みたくても、冷凍庫のサイズで諦めることがある(本当に悔しい)
1日3食が自炊になってから、月の食事は5万円。以前は4万円くらいだったかな。
実際に食費が高いのかを検証してみた
私が利用している宅配野菜のサービスは1回分が5,000円くらい。週に一度、月4〜5回届くので、1ヶ月で20,000〜25,000円。野菜以外の肉や魚、ヨーグルト類はネットスーパーを利用して、1回分が4,000円くらい。月に5〜6回利用している。これらを合わせて約5万円となっている。
1日に必要な栄養素を摂取するためには、野菜が350g、タンパク質は50g程度が目安と言われている(運動量の少ない女性の場合)
野菜の宅配は、私の頼んでいるコースだとだいたい野菜2.5〜3kgくらい入っているので、350g×7日分でぴったり。緑黄色野菜とその他の野菜の割合は1:2となっている。無駄がなくて気持ちいい。卵6個と新鮮なフルーツも入っているし、生産者さんのこだわりのメッセージも時々入っていて、その志の高さに胸が熱くなることもある。
肉は100gあたり100〜300円、魚は100gあたり300円くらいで売っている。肉や魚に含まれているタンパク質量は全体の20%程度しかないので、必要なタンパク質を取るには1日で肉100g、魚100gとすると500円はかかる。1ヶ月30日として15,000円くらい。
ラブレ3パック、豆乳ヨーグルトを作るための豆乳1Lを2本と小さめのヨーグルトは1週間で1,000円くらいなので、1ヶ月では4,000円くらい。その他にコーヒーや調味料といった細々とした物を買っていると、ネットスーパーの金額が合う。
ネットスーパーは、少し割高だけど、特売のお菓子やインスタントラーメンを買わなくなった。加工食品を食べると起こっていた偏頭痛が減ったので、健康面でのメリットを感じている。また、自分の空いている時間に頼めること、実際にお店に行って、レジに並んで、重たい荷物を持って帰ることを考えると、配送料の300円が安く感じる。
結論:食費5万円は妥当な金額だ!
私の中では、衣食住で一番大事なのは「食」で、健康のためにこだわって育てられた新鮮な野菜をたくさん食べて、お肉やお魚も毎日少しずつバランスよく食べたい。便秘症なのでヨーグルトはたくさん食べておきたい。金の卵を産むガチョウを育てると思って、未来の健康のためにこの食費は妥当であると考える。
以上により、食費5万円が高いと引目を感じる要素は何もなかった。漠然としたイメージで月3万円が妥当な食費だと誰かに刷り込まれていたのかもしれない。今はこのままでいいのだ。堂々としていよう。
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