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【atマーケティングコラム】イギリス王室にみるコミュニケーションブランディング
昨日、エリザベス女王の国葬が厳かに行われました。
在位70年。数々の難局を乗り切って来た理由の1つは
コミュニケーションの力によるものも大きいでしょう。
在位70周年の祝賀コンサートのオープニング映像では
エリザベス女王と「くまのパディントン」の共演。
女王が「We Will Rock You」の曲でティーカップを叩いたり
ハンドバッグから食パンを取り出したりと、お茶目なシーンが話題になりましたね。
https://www.youtube.com/watch?v=7UfiCa244XE
(音が出ますのでご注意ください♪)
「国民の理解を得るためには、積極的な情報公開・発信しかない」
ダイアナ事件を機に舵を切り
プロの広報専門チームにより積極的な広報戦略を進めてきました。
1997年にはHPを開設。
https://www.royal.uk
近年は、ツイッター、インスタグラム、YouTubeと
SNSを駆使した情報発信を続けています。
ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。
https://twitter.com/royalfamily
https://www.instagram.com/theroyalfamily/
https://www.youtube.com/c/TheRoyalFamilyChannel
積極的な発信の結果、
イギリス国民はもとより、世界の人々にも身近な存在となっています。
情報発信の効果は
一朝一夕に結果が出るものではありません。
また、批判のリスクも伴います。
イギリス王室が、成功のポイントは2つ。
1つは、プロの広報専門チームが入っていること。
どの媒体でどのような投稿を行うか。
遊びゴコロあるコンテンツも含めて、しっかり戦略が寝られています。
とても上手いなーと思いますね。
もう1つは、そこに「想い」があること。
伝えるには戦略は大事。
しかし、いくら上手い戦略があっても、「想い」がないと成功しません。
「国民に理解してもらいたい。身近に感じてもらいたい」
と、エリザベス女王の強い想いがあったからこそです。
シンプルで強い「想い」を、「戦略」でしっかり届け続ける。
まさに、「コミュニケーションブランディング」です。
継続の結果、深い理解や大きな存在感を得ることできると
コミュニケーションブランディングの好例といっていいのではないでしょうか。