カウンセリングの黄金比率
亀田の柿の種はこれまで
柿の種とナッツの割合が50年以上ずっと6:4だったのを
昨年、国民投票(大げさ)により
7:3に変えたんですってね。
毒女です。
毒女は柿ピーのピーがいらなくて
柿だけ派です。ノーピーです。
さて、現在数社のサロンさんでカウンセリングの立て直しをしております。
まず何のためにカウンセリングを見直すのかを明確にし、
数値目標を立てます。
その数値を達成すべく各社プログラムを組んで実行しています。
量をこなすことからしか質は上がらず。
現状を把握し、課題は何かを明確にしたあとは
ひたすら実行して、何度も実行して修正していく。
ただ、修正していく過程で、
せっかくの気づきをその場かぎりにしてしまうと
全く進歩しません。
たとえばロープレなんかは、
ただ寸劇を毎朝やっていても意味はなく、
改善し、学習し、やり直していくうちに血肉になってゆく。
現在、数社のロープレ指導をさせていただいていますが、
ゴールを意識しすぎるが故なのか、
自分本位なのか、
提案をしているつもりになっているのか、
カウンセリングではなく、説明マシーンのようになってしまう人がいる。
1聞いて9説明。
これではカウンセリングではなく、
しゃべるカタログ。
これってお客あるあるで、超面倒。はっきり言って聞いてない。
たとえば、店販キャンペーンなんかのときは
客側が営業職だったりするとすぐ勘づいちゃう。
「あ、今キャンペーンですすめるように言われとるんじゃね」って。
それは、キャンペーンにお客をあてはめようとする。
スタッフ:「傷み気になりますか?」
お客:「はい」
であれば、今お得なキャンペーンがありまして・・かくかくしかじか。。。
あるあるでしょ?
1つの質問に当てはまったからと言って
そのすすめようとしている
商品なり技術は、
自分にぴったりだから提案してくれているとは
普通思わない。
で、お客側は「あ、今日はいいです」と言おうものなら
「わかりましたー」
とすぐ引き下がる。
食い下がってまでお薦めするほど相手の何もわかってないもんね。
いくらスバラシイ技術があって、素晴らしいトーク、
素晴らしい知識があっても、
相手のことを知らなければ提案はできない。
カウンセリングの黄金バランスは、
ヒヤリング7割:提案3割。
どのくらいお客様のこと聞いていますか?
どのくらい共感していますか?
どのくらい「そうなんよー!」を言わせていますか?
再来率はどのくらいですか?