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言語聴覚士を目指したきっかけって

こんばんは。

東京、埼玉を中心に活動中。
「日本一踊れるフリーランス言語聴覚士」
木津玲子です。


本日もお読みくださり
ありがとうございます。


さて、今でも
周りの方にたまに聞かれること。

それは
「どうして言語聴覚士になったの?」
「どうして言語聴覚士にまた復帰しようと思ったの?」
ということです。


実は私
一度言語聴覚士を完全に辞めて
10年以上違う仕事をしてから
また戻ってきた、という
経歴があるのですが…


それはちょっとだけ置いておいて
この
「どうして言語聴覚士になったの?」ということを
今日はお話ししてみようと思います。


きっかけは入院です。

実は私、高校生の時に
膝の内視鏡手術を受けるのに
10日ほど入院していたことがあるのです。
(詳しい理由は割愛しますが、
決して大きな怪我をしたとかではありません)

で、その入院、手術の時に
発覚したことがあって、
それが
「私の膝の関節は
すごく脱臼しやすい状態だった」
ということ。


そのため、高校3年間は
そこまでハードなものではありませんでしたが
膝のリハビリのために
病院に通っていました。


車椅子はほとんど使っていませんでしたが

で、その中で思ったのが
「医療従事者になりたい」
「今、自分の周りにいてくださる方たちのように
自分もなってみたい」
それがそもそものきっかけでした。


当時、リハビリのために通っていた
病院の方たちに
どうやったらこういう仕事ができるのか、も
随分と教えていただきました。

当時は数学が苦手だったけど
めっちゃ頑張ったなぁ…(笑)


本当は「言語聴覚士」を目指していなかった?

まぁそういうきっかけで
リハビリの業界を目指したので、
もともと私は高校時代に

「理学療法士になりたい」
と思っていたのです。

ただ、当時私のリハビリを担当してくれていた
理学療法士さんには反対されました。

「多分今の状態で理学療法士の仕事を始めたら
その膝の状態が絶対につらくなる時があると思うよ」

まだ高校生だった私は、
正直その辺のところをまったく
理解していなくて

「大丈夫、なんとかなるよ」と
理学療法士を養成する学科のある
大学を受験するのです。

…そのうちの一つが
今の私の母校です。


ただ、世間はちょうど
医療業界を志す人が増え始めた時期。

理学療法士を目指す、というのも
実はなかなか狭き門でした。


そんな中、うちの母校の受験に
あったシステムが
「学内第二専攻」。

1回の受験のなかで
2つまで学科の試験が同時に
受けられるというものでした。

おまけにこの母校。
当時としては珍しいくらい
受験科目の幅が広くって、
選択科目のバリエーションが
かなりあったことでも有名でした。
(一般受験では英語と小論文は必須でした)


で、その学内第二希望を出すときに、
とにかく医療系の学校に進みたかった私は
第二希望を当時自分も
まったくわかっていなかった
「言語聴覚士」の学科
(当時は言語療法士、という名前でした)
で出すことにしたのです。


理由は
「一番倍率が低そうだから」

今言語聴覚士を目指しているかたが
もしこれを読んでいたら
「ふざけるな」と思うような
理由だったかもしれません。

それでも当時の私にしてみれば
本当にそれしかありませんでした。


でも結果として、
言語聴覚士を目指す学科に入り
基本的にはすごく楽しく
大学生活を送ったわけですから

今振り返るとそれでよかったなぁと
思っています。

一言で言うと
「偶然の巡り合わせ」で
言語聴覚士になった、と言うお話しでした。


なんで一度辞めてしまったのか、
そしてなんでまた戻ったのか

そのあたりのお話はいずれ
していければなと思います。

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