私の祖先は平家の落人だったかもしれない、という話。
テレビで「お宝鑑定団」を見るたびに
思い出す話があります。
私のばあちゃんから聞いた話ですが、
ばあちゃんちには昔、
金の茶釜があったそうです。
ばあちゃんが言うには、
祖先は平家の落人かもしれなくて、
その金の茶釜は家宝として
大事にしていたもの、ということでした。
壇ノ浦の戦いで敗れた平家が散り散りになり
四国や九州に流れ着き、
名前を変えるなどして、
ひっそりと生きてきたと言う話は
聞いたことがありました。
ばあちゃんの実家は大分県津久見市。
地理的にも平家が流れ着いても
おかしくはありません。
あるとき、誰かがその茶釜を
いくらの価値があるか、鑑定してきてあげるといって、持っていってしまったそうです。
そして、そのまま茶釜は戻ってこず…
鑑定団を見るたびに、
「今、鑑定してもらったら、
いくらだったんだろう?」
とか思ってしまいます。
以前、鑑定団好きの息子に話したら、
「もったいねぇー!
なんで知らん人に渡したん!💢」
と憤ってました😅
今となっては、その金の茶釜の価値も、
私の遠い遠い祖先が平家の落人だったかもしれない、ということも謎のままです。
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