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賃貸物件契約の流れ

いつもご覧頂き、

ありがとうございます。


今日は、これから初めて、

一人暮らしをするのに、

賃貸の契約をしようと思っている人のために、

賃貸物件の契約の流れを書いてみます。


この記事を読んでおけば、

お部屋探しから入居までスムーズに、

進めることができるようになります。


⑴条件決定

まずは、自分に合った物件条件を選定しましょう。

大きく分けて3つ決まっていれば、

あとは不動産屋さんで相談すれば問題ないです。


・賃料の予算

・希望の場所、エリア

・間取り


初めてで全くわからない場合は、インターネットで、

一度決めた条件で検索してみましょう。

どういう物件が募集されいるか、

ある程度把握ができます。


⑵問い合わせ

初めての一人暮らしの場合、

不安が多いかと思いますので、

まずは、両親や知り合いで不動産業を営んでいる人がいないか、

聞いてみましょう。


信頼できる人からの紹介の不動産会社さんであれば、

少し安心して相談ができます。


勤務先に提携の不動産会社があれば、

そこを利用するのもいいでしょう。


紹介の場合、同じ物件を契約するにしても、

手数料を割引してくれる可能性が高いです。


もし、お知り合いに誰も不動産屋さんがいなければ、

スーモやホームズなどを使って、

実際に物件をお問い合わせしてみるもの一つの手です。


ただし、あまりに多く物件のお問い合わせをし過ぎると、

沢山の不動産会社から電話が来て、

訳がわからない状態になってしましますので、

注意してください。


⑶来店

不動産屋さんへ来店する日取りを決めたら、

時間に遅れないように来店しましょう。


時間に遅れて行った場合、

次の予定との兼ね合いでその日に内覧ができないこともありますので、

約束の時間に行くようにしましょう。


また、不動産屋さんへ行く時には、

身分証を忘れないようにしてください。


もし、いいお部屋があって凄く気に入っても、

身分証がないと、

すぐにお部屋を抑えることができないことがあります。


・運転免許証もしくはパスポート

・保険証


上記、2点を持参してください。

⑷物件紹介

不動産屋さんに行きましたら、

物件を紹介してもらいましょう。


インターネットの情報は、

情報更新が遅く、

すでに成約している物件も残っていることが多くあります。


実は、不動産屋さんに行けば、

最新の情報が確認ができるサイト(不動産流通機構)を使って、

物件を紹介してもらうことができます。


家で探すよりも不動産屋さんに行く方が、

効率がいいということですね。


不動産屋さんから色々とあなたの希望を聞かれますので、

本当の想いを伝えましょう。


微妙と思った物件については、

どのポイントがダメなのかをちゃんと伝えることが大切です。


そうすると、敏腕の営業マンであれば、

あなたの叶えたい希望やこだわりを理解し、

素敵な物件をきっと紹介してくれます。


数ある物件の中から、

希望に近い物件を3つほどピックアップできたら、

次は実際に内覧(お部屋の見学)に行きます。


⑸内覧

内覧をする上で、事前に確認しておく方がいいものがあります。


家にある持って行きたい家具や家電。

購入予定の家具があれば、

その家具・家電のサイズをメモしておきましょう。


特に、確認しておくといいものは、以下です。

・ベッドのフレームのサイズ

・冷蔵庫のサイズ

・洗濯機のサイズ


上記3つは最低限、メモしておくと、

内覧のときに家具の配置を考える上で、

とても役に立ちます。


また、内覧時にはお部屋の写メではなく、

スマホで動画を撮影しておくと、

最後に、物件を比較するときに便利です。


⑹申込

内覧が終わり、

気に入った物件があれば、

そこで申込をします。


お部屋が抑えられるまでまだ安心はできません。


不動産屋さんは、どこの不動産屋さんに行っても、

同じ情報を取り扱っています。


そのため、

あなた以外の人があなたより先に、

申込をしてしまった場合は、

諦めるしかないです。


なので、気に入った物件があれば、

すぐに不動産屋さんに戻り、

物件の申込の手続きをしましょう。


⑺審査

賃貸物件は、申込したら、

絶対に入居できるわけではありません。


次なる難関は、

「入居審査」です。


保証会社の審査基準に関しては、

不動産屋さんには公表されていませんので、

私たちもわからないです。


しかし、経験で保証会社や管理会社ごとの審査基準を把握しているので、

ある程度は、審査が通るか通らないか事前に確認しながら、

営業マンも物件の紹介はしています。


審査の中で、重要なポイントは、

本人確認の連絡対応です。

これは、連帯保証人様にも同じように確認の連絡が入ります。


知らない番号だからと言って、

無視しておくと審査に影響する場合があります。


電話では、丁寧に言葉遣いに気をつけて、

好印象なイメージを電話口の人に持ってもらえるように、

心がけましょう。


⑻契約

無事に審査が通過したら、

契約開始日を決定します。


契約開始日は、

その日から賃料が発生する日であり、

また、その日から入居ができる日でもあります。


希望の日にちを不動産屋さんに伝えて、

契約書が出来上がるのを待ちます。


契約の時には、準備すべき必要書類がいくつかあります。


丁寧な不動産屋さんであれば、

申込後、もしくは、契約開始日を決定した時に、

必要書類を教えてくれます。


役所に行って取得しないといけないものは、

住民票です。


物件によっては、住民票の取得条件が異なりますので、

こちらも不動産屋さんから教えてもらいましょう。


契約する日になったら、

不動産屋さんに再度出向き、

契約手続きをします。


まず、最初に重要事項説明というものを、

宅地建物取引士から受けることになります。


これは、契約内容の重要な部分をわかりやすく記載した、

重要事項説明書という書類を使って、

契約内容の説明を受けます。


その後、内容に納得したら、

契約書に署名捺印をします。


※捺印の際は、スタンプタイプの印鑑はダメです。

朱肉を付けて捺印するタイプの認印を持参しましょう。


⑼契約金支払い

契約が完了しましたら、

契約金の請求書を不動産屋さんから渡されます。


銀行振込で、期日までに支払いましょう。


クレッジットカードでの決済も可能な場合もありますので、

希望する場合は事前に伝えておきましょう。


毎月の家賃はクレジットカード決済ができないことが多いです。


⑽各種申込、手続き

賃貸借契約が完了し、契約金も支払ったら完了ではありません。


物件に住む前に手続きをしないといけないことがいくつかあります。


・ライフラインの連絡(電気、水道、ガス)

※ガスは開栓の立会いが必ず必要なので、事前に連絡しておく必要があります。

電気は、2年以上住む場合は、新電力会社で契約することで、

電気代を抑えることができます。


・インターネットの契約

自宅でインターネットを利用する場合は、

ネット無料物件でない限り、自分で契約する必要があります。

インターネットは、工事の予約をしないといけないので、

できるだけ早めに工事の予約をしましょう。

最近では、各不動産屋さんでインターネットも紹介してくれますので、一度相談してみるものいいでしょう。


・引っ越し業者の手配

引っ越し業者は時期によって金額が大きく異なりますが、

早めに予約をしておくとお安くしてくれる可能性もあります。

私のオススメとしては、

審査通過後には引っ越し業者に見積もりを依頼し、

引っ越し作業の日を決定しておくことです。


(11)鍵の受領

契約開始日の前日には、

不動産屋さんは鍵を管理会社さんより受け取っていますので、

お引越し当日の作業が朝早い場合は、

不動産屋さんに相談をして、

前日に受け取れるように手配してもらいましょう。


ただし、

保険の適応が前日はまだ始まってませんので、

ガスの開栓や引越し作業は前日はできません。


(12)引っ越し作業

引越し業者さんがトラックを停める場所は、

基本的には準備はされておりません。


もし、引越し業者さんより聞かれた場合は、

一応、不動産屋さんへ相談してみてください。


注意しないといけないのは、

もし自分で荷物を運ぶ場合は、

マンションの敷地内に勝手に駐車するのは、

絶対にやめましょう。


入居前に、入居者もしくは管理会社とトラブルになると、

入居後に住みづらくなる可能性があります。


自分で荷物を運ぶ場合は、

エントランスなどに一度荷物を置き、

車はコインパーキングへ駐車してください。


また、引越し業者さんは、

養生といって、

共用部分が傷つかないようにして、

作業をしています。


自分で荷物を搬入する場合は、

共用部分を傷つけないように細心の注意を払いましょう。


(13)住所変更手続き

引越しが完了したら、

最後に忘れてはいけないのが、

各種機関への住所変更の手続きです。


まず、住所を変更する上で、

やっておかないといけないのは、

住民票の移転です。


まず、契約の時に住民票を役所へ取りに行くタイミングで、

住民票を取得後、転出届を出してください。


転出届けは提出後、2週間以内に、

引越し先へ転入届を出す必要があります。


あらかじめ出しておいた転出届の書類を持って、

引越し先の役所へ行き、転入届を提出しましょう。


これで、住民票が新しい物件に移転します。


住民票が反映されるまで数日かかる可能性がありますが、

手続き完了後、新しい住民票を取得しましょう。


その後、その住民票を使って、

各機関の住所変更をすることができます。


・運転免許証

・パスポート

・保険証(裏に記載するだけ)

・マイナンバーカード

・銀行口座

・クレジットカード

等々。


最後に、郵便局の転入届を出しておけば、

前住所に届いた荷物の転送を1年間してくれます。

インターネットでも手続きが可能です。

これで全ての手続きは完了です。


引越しは大変な作業ですね!

やることがいっぱいです。


もし、わからない場合は、

私までお気軽にご連絡ください!


以下、私の公式LINEアカウントです。

https://lin.ee/6jh5oFH


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