与えられていたのは、私の方でした
2歳5ヶ月の息子が、先日約1年ぶりに会った義母と仲良くお風呂に入ることが出来ました。
そんな息子の成長に驚きつつ、息子からたくさんのことを与えてもらっていることに気付きました。
義両親は同じ道内ですが、車で6時間程の距離に住んでいます。
子供と一緒にそのドライブは厳しい上、息子は車に酔いやすいので、次回帰省するなら飛行機に乗りたいと思っています。
息子はまだ義実家には行ったことはなく、何度か義両親が会いに来てくれています。
夫は休みの度にテレビ電話をしているし、私もコロナ自粛以来暇を持て余した時に電話させてもらっています。
いつもニコニコと息子に声を掛けてくれるので、息子は画面越しの『じぃじ』『ばぁば』とは仲良しです。
実際に会うのは約1年ぶりでしたが、車が到着し義母の姿を見ると窓ガラスをバンバン叩き、「ギャー」と興奮した声を挙げました。
それから2泊3日、息子はひたすら義両親と遊んでもらい、自分の出来る技を見せ、新しい技を教えてもらい、本当に楽しそうに過ごしていました。
私は気を遣うこともありましたが、息子と遊んでくれることがありがたくて、普段出来ない模様替え等をさせていただきました。
1日目はお風呂に入らず眠ってしまった息子ですが、すっかり慣れた2日目の夜「今日は誰とお風呂に入る?」と聞くと、「ばぁば」と答えます。ママでもパパでもじぃじでもなく、ばぁばだと。
息子のお望み通り2人で入ることになり、泣き声もママーと呼ばれることも一切なくご機嫌にお風呂から上がってきました。
私か夫以外と2人で入るのは初めてだったのに、こんなにもスムーズなものかと拍子抜けしてしまいました。
あぁ、こうやって少しずつ親離れ子離れしていくんだなぁと思い、息子の成長が嬉しい反面、ちょっぴり切なくなりました。
昔はとにかく私じゃなきゃダメで、片時も離れないような時もあり、それはそれですごく大変でした。
最近は夫と2人で温泉に入ることも出来るようになったり、私が同じ空間にいれば私の友人と遊んだり、療育支援で遊んだり出来るようになっていました。
今でも眠い時や機嫌の悪いときは私じゃなきゃダメだし、寝かし付けは私しか出来ませんが、少しずつ息子は成長し世界が広がっているのを感じます。
1日中外にも出れず、息子と過ごす時間は長いなぁと思ったりもしていましたが、そんなの私の人生のほんの一瞬ですよね。
きっとあっという間に過ぎ去ってしまって、戻りたくても戻ることは出来ず、幸せだったなぁって思うんだろうな〜と思うと涙が出てきました。
こんなにも「ママ」「ママ」って呼んでくれて、抱っこさせてくれて、一緒じゃなきゃダメって言ってくれて、、、
無条件で私の存在を認めてくれて、求めてくれて、愛してくれて、、、
いつも私が息子に何かしてると思っていたけど、逆だったのかもしれません。
私は息子から、与えられてばかりだったのかもしれません。
そう思って息子と接していると、今まで以上に可愛くて、愛しくて、大好きで。
考えただけでまた涙が出てきました。
今だけのこの幸せに感謝して、日々笑顔で生活していきたいと思います。
そして専業主婦を全うすると決めた途端、昔の私がやりたかった求人を目にして、試されてるのかな〜と思いました(^_^;)
写真のどんぐり帽子は、妊娠中に私が編んだものです。新生児サイズだったのに、こんなに長く使えて嬉しい限りです(〃´ω`〃)
来年には新しい帽子を編んであげられる余裕がありますように✨
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます(*^^*)
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