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【海外移住】ヨーロッパで働きたい!仕事と生活のバランスってどうなの?
Dobrý den! チェコ在住の会社員、Happy Pandaです。
チェコで働き始めて働き方の違いを感じたので、色々と調べてまとめました。
ヨーロッパと日本は、文化や社会制度の違いから労働スタイルにも大きな違いがあります。
ヨーロッパでは、仕事とプライベートのバランスを重視した働き方が一般的なようで、その結果、高い生産性と生活の質が両立しているようです。
一方、日本はでは仕事に対する献身的な姿勢が根強く残っています。
長時間労働を強いられたり、プライベートとのバランスが取りづらくなっているようです。
今回は、ヨーロッパと日本の労働スタイルの違いを比較しながら、ワークライフバランスの重要性について考えていきたいと思います。
ヨーロッパと日本の働き方の違い4つ
1. 労働時間と休暇の違い
ヨーロッパでは、一般的に週の労働時間が日本よりも短く、週35時間程度が一般的な国もあります。
私が働いている会社は週40時間ですが。。。
私の会社でも忙しいときは残業がありますが、一年を通して調整が可能です。その残業時間を使って連休を計画したり、別日に早く退社することが出来ます。
また、ヨーロッパの多くの国では長期の有給休暇が法律で保証されており、2週間以上の休暇が一般的です。私の同僚も2~4週間の休暇を取ることが多いです。
年内に必ず有給を取得する必要があり、計画的に取得していない場合は、上司から催促があり、自身の評価にも響きます。
一方、日本では長時間労働が依然として主流であり、有給休暇を取得出来ないケースも多いです。
すべての会社が進んで取得を促すように、罰則等を含めた法律の制定が早く必要だと感じます。
フレックスタイムとリモートワークの普及
ヨーロッパではフレックスタイム制度やリモートワークの導入が進んでおり、自己責任で仕事の時間を調整できる企業も増えています。
これにより、従業員は自分の生活スタイルに合わせた働き方が可能となり、ワークライフバランスの向上につながっています。
日本でもリモートワークが一部導入されていますが、まだまだ普及しているとは言い難い状況です。
私の同僚も週の半分はリモートという人が多く、金曜日なんかはオフィスがスカスカです(笑)
逆に水曜日は出社する人が多く、食堂が混むため、私はリモートワークの日にしています。
もちろん、業種によって不可能な仕事はあると思いますが、社会全体の効率化の為に選択肢のひとつとして普及が進むといいと思います。
休日や祝日の重視
ヨーロッパでは休日や祝日が重要な行事とされ、国民がそれを楽しむための環境が整備されています。
特に、夏期休暇や年末年始の長期休暇が一般的で、家族や友人との時間を大切にする文化が根付いています。
一方、日本では休日や祝日の重要性が相対的に低く、休日出勤が一般的な職場もあります。
チェコでは24時間営業というものは見たことがなく、不便を受け入れて生活しています。
日本はその充実したサービスの裏で大変な思いをしている方々が多いのが良くないと思います。
時代に合わせてまだまだ改善の余地がありそうです。
ストレスへのアプローチ
ヨーロッパの企業や社会は、従業員のメンタルヘルスを重視し、ストレスへの対策や心理的なサポートを提供するケースが多いです。
ストレスを解消する為のイベントや、過度なストレスを報告するためのシステムが会社から提供されていたりします。
私が働いている会社にも、well-being「良く在る、良い状態」というフレーズを掲げ、労働環境を良くすることを目的とした社員がHRにいます。
日本でもここ数年、メンタルヘルスへの意識は高まってきていますが、まだまだ十分とは言えないでしょう。
結論:
ヨーロッパと日本の労働スタイルには明確な違いがあります。ヨーロッパではワークライフバランスを重視し、労働時間の短縮や休暇の充実、柔軟な働き方が進んでいます。一方、日本は長時間労働が根強く残っており、ワークライフバランスの改善が課題です。
世界的なパンデミックによってリモートワークの導入が進む中、日本もヨーロッパに学ぶべき点が多くあります。もちろん、日本の良さはそのままに。
個人も企業も、健康で充実した生活を送るために、労働スタイルの見直しを考えてみる価値があるでしょう。