映画「博士と狂人」
(ネタバレ注意!!!)
映画「博士と狂人」
原作:サイモン・チェスター
監督:P・B・シェムラン
主演:メルギブソン、ショーンペン
----------------------
オックスフォード英語大辞典の編纂を任された学者と精神病を患った殺人犯の友情?の物語
なんと実話
オックスフォード英語大辞典の編纂は70年もの時間を費やし、一つ一つの単語の時代におけるニュアンスや使われ方を引用を用いて載せるという途方もないものだった
殺人犯は戦時中の経験により常に誰かに追われているという幻覚や妄想により、全く関係のない1人の男性を射殺してしまう
戦時中、そして殺人による罪の意識からくる幻覚から逃れる為に彼は読書に没頭する
その本の中からオックスフォード英語大辞典の単語を募集するというチラシを見つけたことにより辞書編纂に没頭していく
-------------
作品中「人は人の悪を許すことを恐れる」というセリフがあった
それは当事者か第三者かで考え方は変わってくるけど僕も許すことはできない気がする
なぜならそれは自分を否定されたことになるから、でも僕自身人に許されたいと思っていることが沢山ある
この世に正常な人間なんていない、矛盾だらけで利己的な人間ばっかりだ
完全に正常がいるならそれはきっと感情を持ち合わせていないロボットなのだろう
許すとしたらきっとその対象に依存してしまう部分ができてしまうから、自分自身の為になるから
一生苦しみ一生もがき続けるだろうけど、それでも希望を持ちたいと願うのは生きているからだ
自分らしく生きることに罪はない
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?