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ドイツ留学
日本の高校を卒業してすぐに(日本では進学せずに)ドイツの大学に進学したい場合、高校での履修科目も進学資格に含まれるので注意が必要です。3年間通して国語、数学、理科(1教科)、外国語1教科)の4科目を履修していないと、高校を卒業していてもドイツの大学入学資格として認められません。例えば、文系で3年次に選択科目で数学を履修していない場合など。
高校生で卒業後の進路としてドイツの大学進学を検討している方は、必ず教科選択の際に4科目を3年間履修できるようにしてください。
なぜドイツの大学入学資格として日本での学歴が求められるのか
ドイツの教育システムでは、高校卒業時にアビチュアー(Abitur)という試験があり、これに合格しないと大学に進学することができません。
2023年冬学期の入学以降
日本の高校を卒業した方(更新!)
12年の学校教育を修了して日本の高校を卒業し、大学入学共通テストを5科目以上受験し、うち5科目の得点の合計が420点以上である必要があります。そのうちドイツの大学での専攻に関連する2科目(別表で advanced level に分類されている科目)においてそれぞれ62%以上の成績をおさめた場合、その学科及び関連学科に出願できます。
※共通テストのどの学科で62%以上の成績をおさめるべきかは弊社までご相談ください。
これにより、高校の1年、2年、3年のすべての学年において数学、理科(1科目)、外国語(1科目)、国語を履修して修得した上で卒業している必要があるという条件がなくなります。
ちなみに、5科目は、教科 (subject area) ではなく、科目(subject)というです。別表の subject (advanced level) 欄及び subject (basic level) 欄の科目それぞれが1科目です。ただし、英語のみ、リーディングとリスニングを合わせて1科目と数えますので、気を付けましょう!
5科目の組み合わせに決まりはありませんので、理科中心や公民中心の受験は可能です。
小、中学校の義務教育に加えて、日本の高校を卒業している
共通テストを受験済み
共通テストで5科目の得点の合計が420点以上
大学での専攻に関連する2科目(advanced level) においてそれぞれ62%以上の成績をおさめた 例:物理学であれば物理+数学、経済学であれば数学+政治・経済など
上記4点すべてを満たす必要があります。