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鉱物と私 日本を旅する365日

家業、鉱物販売店。

そう自己紹介すると、多くの方は「???」と反応をする。
鉱物標本収集が日本で根差しはじめて数年。
我が家は、珍しい産地の鉱物標本から、アクセサリー、ワンコイン以下の雑貨まで取り扱っている。

普段はインターネット販売をしているが、写真だけでは、鉱物の繊細で美しい結晶や、テリ、色の深みなどを十分に表現できないことがある。

そこで、日本各地で開催されている「ミネラルショー」へ行き、直接、お客さんに手にとってもらう機会にしている。

現物のずっしりとした感覚も、現物ならではだ。

鉱物を広めるために、また、次の鉱物と出会うために旅に出る。
次はどんな鉱物に出会えるのだろうか。

こう表現すると、夢と希望に溢れて聞こえるが、実際は、日中にミネラルショーに出展、夜を適当にすませ、全国チェーンの画一的なホテルに宿泊、ショーが終わると撤収作業をし、家路につく。ということがほとんどである。

そんな折に出会ったのがHafHだった。

我が家の場合は、使う予定が既にあるため、知った瞬間には既に登録をしていた。
最初は名前を知っているホテルを使っていたが、徐々に見たことも聞いたこともないホテルを使うようになった。
刺激的な内装。
びっくりするような景色。
工夫を凝らしたサービス。
お気に入りの宿もいくつかできた。

また、鉱物を持って、旅に出る。
販売と出会いは常に一緒だ。

でも最近、そこに「宿」との出会いも入ってきたように思う。

さあ、今度の旅はどんな鉱物と宿にで会えるのだろうか?

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