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何が違う?大企業の半年とベンチャーの半年

紹介予定派遣の派遣期間を満了して、正社員で転職して半年を迎える頃の話です。

半年、かぁ………。

コロナ禍がきてしまって、そのうちまともに出社して顔合わせて出来てたのって何と2ヶ月も無いんだな。残り4ヶ月はテレワークで顔も合わせずに入社したての会社で誰が誰だかも分からないまま、やっていくというなかなか過酷な日々でした。

いまの環境

いまは創業90年近いレガシー昭和企業。

前職は創業2年のシードスタートアップへの紹介予定派遣、

前々職は創業9年の拡大期のベンチャー、

前々々職は大企業でした。

前職は紹介予定派遣を6ヶ月満了して、登用を断って辞めています。

その6ヶ月と同じだけの時間をもうすぐ過ぎるのかと思うと、これぽっちの時間だったのかと思いますね。

スタートアップの半年間

人事部もない、人事担当っぽい人はいて、部署は10人足らず。会社の新規モデルの求人が経験にマッチしたと思ってジョイン(なんででしょうね!ベンチャーの英語いっぱい感!)したのですが、「新規モデル」が立ち上がらない!

結局、全くやったことのないことを手探りで、自社サービスって何?どこが売りになる?幾らでやる?ってところからアイデアを出して、ひとつひとつ作っていく感じですね。「やったことはないけど、やってみます」の体当たり。

クライアントから「こんな支援って受けられないかな?」って声がかかったら即サービス化して、価格表作る。

でもベンチャーの中の人って、創立者以外はこの人に任せたらきっと大丈夫と思えるような頭がきれて賢い人ってなかなか居なかった気がします。大手に持っていかれちゃうんだろうなぁ。

結局手前味噌で素人感丸出しのアウトプットがはじまりになってしまうんですよね。

ベンチャーの求人に必ず載っている「自発的な人」

その「自発的」さ加減?

多分桁違いに自発的で、なかば強引ですらないといけない感覚です。自分でサービス価格を決めて、契約書のドラフトくらい作って営業に行かないといけないレベルの多岐に渡る業務をやりました。

入社して2ヶ月でひとりで商談に行っていました。

半年いると会社のビジネスモデルが多少なりとも変わっている
ベンチャーが事業を展開している業界ってITやメディア系が多いですね。元々進化も早いし、業界の勢力図もあっという間に変わってしまうのですね。

技術に追いついていくのも大変、追いついていくにはその技術にのめり込むことも必要。そう思います。

自分のスキルアップになったか?


正直自分を内省する時間もそんなにありません。明日の食い扶持に必死にしがみついている姿がベンチャー企業です。

幅広い経験(でも未成熟)を体験できたのは、いまの仕事にも大変生きています。

次やるときはこうしよう〜と思っていたことを次の会社で役立ててる感じですね。

大手ならではの時間軸


いまは、ベンチャー時代に経験したことを吐き出している時期です。当時は必死だったが、結構色んなことを吸収していたんだな〜と思います。

同じ半年でも、内省する時間もベンチャー時代と比べたらあるし、じっくり考える時間もあります。

上層部の鶴の一声でプロジェクトが無くなったり、ひっくり返ったり。人を「待ち」の状態で1日でもおいておくことができるのは久々の感覚です。

「まだ上が決めきれてないんだよね〜」

とか、会議のための会議とか、ほんと久々です。半年、業界に馴染むのにも必死だし、会社の全容を掴むのにも必死だったけど、業界そのものが光の速さで進化したかっていうとしてないです。

そこは外の目を失わないように頑張らねばと思います。

無駄な経験ってひとつも無いな~

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