手間と量産
今まではブログなどでしたが日々、会う人、出会う事柄が増えてきた為、備忘録も兼ねてノートにしました。
知りたがりの凝り性の飽き性。
基本、形から入るタイプ。
様々な事を覚えては忘れていくそんな日々。
記録は大事だなと改めて思います。
申し送りや職員会議、勉強会も多い職場なので差し入れ、頂き物含めお菓子の多いうちの職場。
週末のスタッフへの差し入れは苺大福と薯蕷(上用)饅頭。
基本、法事などがメインになってきた上用饅頭ですが本来は献上菓子です。
昔ながらの薯蕷で作る和菓子屋さんは極端に減りました。
本来とても手間のかかる和菓子です、薯蕷饅頭。
冷凍の薯蕷を使用しているところ。
上用粉を使っているところ。
様々でしょうが美味しい和菓子が食べたくなると少し走ってこちらのお店まで買いに行きます。
伊勢芋を使用し、きちんと手間暇かけられた薯蕷饅頭。
食べると「法事の饅頭って言ってごめん」って思うくらい世間の上用饅頭との違いと美味しさに思わず温かいお茶を淹れたくなる、そんな和菓子屋。
シンプルイズベスト。
そんな和菓子屋なので苺大福も絶品です。
餡の甘さと苺の糖度がきちんと計算されています。
昨今のフルーツやフルーツを使用した菓子は甘い事が全てになっていますが、やはり上手な引き算ができているスイーツに出会うと思わず「うま!」という低い語彙力しか発揮できなくなります。
昨日のスタッフは3月の制作準備をしてくれていましたが、手を休め申し送りを兼ねてのお茶タイムは「うっま!」と言って貰えました😊
和菓子職人さん達の技能検定での指導も行う大将の和菓子屋ですが量産は頑なにお断りしてきたそうで。
量産ベースに乗せたら職人としては諦めなければならないものはやはりあるそうです。
そんな中でも毎年食べてしまうのが山崎の雪苺娘。
あれは大手の凄さがよくわかるな、と😂
和菓子屋の大将も「大手だからやれる」と言ってました。
誰が食べても(好き嫌いを除き)ハズレがない。
山崎って良くも悪くも裏切らない。
コスパも良い。
くっそー、って思うくらいその値段で「やりよる」と思える。
近年はシャトレーゼもそんな感じ。
昔はシャトレーゼ候だったのに最近のシャトレーゼは悔しいくらい普通に美味しい(笑)
手軽に手に出来るスイーツだからこそ、ひょいと食べる時と「疲れてるから美味しいものが食べたいの!」って時があります。
どちらが良い悪いでなく使い分けなんだろうな、と。
こういうのが本来あるべき多様性の使い方で少数の大声で大多数の意見を押さえつける今の多様性ー!には疑問を感じずにはいられないw
と昨日のドラマ「不適切にもほどがある」をネトフリで観直しながら思うのんびりした土曜日。
#和菓子 #苺大福#薯蕷饅頭#スイーツ#美味しいもの#いちご大福