理不尽な仕打ちと、熱いジャガイモ。
人間どうしの理不尽な仕打ちを、ゆでた「熱いジャガイモ」を素手で持つことに、たとえてみます。
ゆでたジャガイモを素手で持つと、熱い。持ち続けると、やけどするかもしれません。
熱いジャガイモを無理やり押しつけられたら、
1)押しつけやすそうな、別の誰かに押しつける
・・全世界のことはよく分からないけど、日本ではありがちな風景。素手をやけどする人が増えちゃいます。
2)押しつけた相手に投げ返す。
・・復讐をお勧めするものではありませんが、やけどの原因を押しつけた者に原因を投げ返す心情は理解できます。
3)押しつけた相手に投げ返すことも、別の誰かに押しつけることもせず、熱いジャガイモを自分で持ち続ける。
・・これはキツイです。
3-1)ホントは別の誰かに押しつけようとしたけど、押しつける相手がたまたま見つからなかった。
3-2)別の誰かに押しつけることもできたけど、押しつけることを思いとどまった。
3-2)の人が、映画のヒーローのように脚光を浴びることは、たぶんありません。賞賛されることもなく、人知れず損をしただけです。
けれど、熱いジャガイモでやけどする人を増やさないように、負の連鎖を広げないように、踏みとどまってくれたんですね。
それは、あなたかもしれない。
あなたの近くにいる人かもしれない。
人知れずふんばってくれている人たちに、静かな感謝を・・・
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