エールと無名街

NHKテレビ小説「エール」で、主人公の古山裕一を演じている、窪田正孝さん。才能ある作曲家でありつつも、気弱そうな青年にしか見えません。

ところが、EXILEグループのドラマ・映画作品である「HiGH&LOW」では、無名街のリーダー、スモーキーを渋く演じていました。

とても同一人物が演じているとは見えません・・・プロの役者は凄いです。

表情・姿勢・声の出し方まで違う（窪田さんは、高い声から低い声まで声域が広く、しかもセリフに表現力が乗るから素晴らしい）。

人物像に命を吹き込むための高い技術です。

もちろん役者だけでなく、画面に映らない大勢のスタッフの協力があって、映像作品が創られていますよね。

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役者は演技で、作品はどこまで心に響くかで評価すれば良い、と考えてはいけないでしょうか。

地上波テレビのように無料で（NHKは受信料があるけど）見られる、あるいは見せられてしまうものは、また別の基準が必要かもしれません。
けれど、映画館でお金を払って観るような作品は、お金を払う客に選ばせてほしいものです。