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たった3つのステップで子どもがすすんで勉強する【看護師5児ママ✖️コーチング】

小学生の子どもをもった親は「勉強しなさい。」って何回言うんでしょう。

普段の宿題も地味に大変ですが、長期的に休みになると朝から晩まで24時間が自由な時間です。

小学生が24時間をどんなふうに過ごすかなんて、遊びまくるに決まってますよね。


ハピマミの子どもたち5人のうち、       現在2人が小学生(2年生、4年生)です。

1人目が小学生になったとき“宿題をさせる”ことがこんなに大変なのかと驚きました。

それが今では長期休みでも、私が毎日自分で学習目標を決めて家庭学習しています。(ときには声かけが必要なこともありますが。)

ここまでに成長したコーチングスキルでの関わり方をお話しします。


コーチングをはじめるには、相手をよく観察して知ることが大事。

ハピマミも子供たちを観察して、宿題ができない理由を考察しました。


「そりゃ疲れてるよね」

ハピマミの家は小学校まで歩いて4キロ……          子どもの足で1時間かかる距離です。

毎日ほかの友達より早く起きて、重いランドセル背負って長い道のりをよく知らない子と登校。

慣れない生活に、よく分からない勉強、保育園のときよりも遥かに増えた友達……。

はじめてのことだらけなんだから、      疲れて宿題どころじゃないよね。

「1人じゃやる気起きないよね。」

1番上の子って、下の子が遊んでいる中で宿題をしなきゃいけない苦行があって、それが何とも言えない不公平感。

大声で騒いだり、テレビ見たりされたら大人だって集中なんて出来ないし、きっと1人だけっていうのが罰せられてるように感じるんでしょう。

さすがに保育園児には「静かにして!」なんて通用しません。

やりたくないことを無理矢理させるのは、   仕事から帰宅して晩ご飯の支度を始める間には とうてい無理です。


1番反省すべきは親である私の関わり方でした。

当時お腹には4人目の子がいて、つわり真っ最中。こんな状態に付き合う根気もありませんでした。

「どうせ先生に怒られて困るんだ。」     「イヤイヤ宿題して何の意味があるんだ。」

と私は子どもにちゃんと向き合うこともせずに 声をかけるのをやめてしまっていたんです。


何日も何日も宿題をしない日が続いて、    ついに先生から連絡がありました。

「最近、宿題ができていないようなんですけど……。知っておられますか?」

私、この言葉聞いて背後から殴られたような衝撃でした。

これは状況確認と共に           「宿題させるのは親の責任ですよ。」     と暗に伝えているのだろうなと。

仕事しながらワンオペで保育園児2人のお世話して、つわりで体調悪くて、もうなす術ないなって思ってたところに、この先生の言葉。

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保育園に通っているときは          仕事帰りにお迎えに行って、ご飯作って食べさせて、お風呂入れて寝かしつけ。

という“親主導”の生活。

これが小学校に上がると帰宅時間は早いし、宿題みて次の日の準備、なんなら習い事の送り迎えもしなきゃいけない。

親が小学生に合わせる生活になります。    なのに、なぜかイライラ当たり散らしてくる。


母親ではどうしようもない部分を       先生にフォローしてもらいたいという期待は  見事に崩れ去りました。

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話は変わりますが、             看護の世界では『患者さん』を看るときに必ず、家族関係や社会的地位などその人の生活背景も捉えます。

生活スタイルや食事のリズムに合わせて薬を選んだり、食事管理が必要であればご飯をつくる人に栄養指導をしたり……。

患者さんが家でも安定した生活が続けられるようにフォローするんです。

そして、通常の方法が難しい人には、どうすればいいのか本人や家族と話し合います。


何が言いたいかというと、

小学生の学習って時代に合わせて変化してるし、担任の先生によって宿題も違うんですよね。

親自身も小学生のことは“はじめて”だらけ。  小学生をやる気にさせる声かけとか、家での学習方法とか全然なんにも分からないんです。


確かに家庭状況とか、子どもの気質とか、   いろんなこと考えるとコレが正しい!     なんてないんでしょうけど、何か道しるべが欲しかったなって思いました。

看護師が患者さんひとりひとりに合わせて個別に看護の計画をたてるように、担任の先生にもそれぞれ生徒の状況に適した宿題(家庭学習)の取り組み方法を提案して欲しいな。と。

そんなことを言ってても何も解決しないので、 私自身が意識を変えて『コーチング』で子どもが主体的に勉強できる働きかけをはじめました。 


同じように困っている小学生の親子さんに試してもらいたい家庭学習3つのステップがコチラです!

①本人と家庭学習タイムを決める      

子どもが自分で勉強する時間を決めます。   親は一切口を出しません。低学年は時計が読めなかったり、時間の感覚が分からないので、「帰宅してすぐ」「晩ご飯の前」「朝早く起きて」など分かりやすいように時間を聞き出します。  

ただひとつ親が子どもと相談してもらうのは、 勉強に当ててほしい最低限の時間。

・小学1年生は10分間

・2年生以上は(学年×10)+10分間以上

これは目安ですが、最低ラインを決めておいて それ以上は子どものやる気に任せて増やしてもかまいません。

②アラームをセット

開始だけでなく、終わりのアラームが鳴るようにすると時計をチラチラ見ずに集中できます。

最初のうちはアラームの気づきにくいので、  親が声をかけて促してください。

この時「勉強しなさい。」と言っちゃダメです。

コーチングは自分から行動することを     サポートする方法。

「アラーム鳴ったよ。」「何をする時間かな。」と子どもに気づかせるようにします。

③行動できたら褒める

始めてしばらくは勉強に向かう姿勢を褒めます。

宿題が完成したらもっと褒めます。

子どもは「勉強=宿題」と思いがちですが、宿題が終わった後に余った勉強時間をどう使うのかは本人に任せます。

親がドリルを用意してもかまいませんが、まだ 習慣が身についていない間は読書や工作、絵いても良いです。

とにかく一定時間机に向かうことができればOK!

最後まで勉強できたら、ボディタッチしてしっかりと褒めてください。

毎日続けることで、低学年でも家庭学習が習慣化していきます。

慣れてくれば、親が何も言わなくても     自分で1日の勉強計画を立てて実行するようになりますよ。

親はその姿勢をしっかり褒めて、どれだけ頑張ったのか成果を見て喜ぶだけ。

ときには「どんなことしてるの?」と子どもの勉強に興味を示してみましょう。

やってみたけど、子どもの意欲がわかないというときは勉強場所や時間を変えるよう提案します。

子どもの集中できる環境を探すイメージです。


下の子が何人いても、1番上の子がすすんで   家庭学習をしていれば自然と下の子も始めます。

注意しておきたいのは、           その子その子によって勉強しやすい環境は違う ということ。

始めは兄や姉の横に並んで勉強すると思いますが、うまくいかないようならそれぞれの意向を聞いて時間や場所を変えていってくださいね。

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ハピマミ
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