あなたは子どもを愛することを見失っていませんか?
昔も今もよく目にする親の悩み
・テレビばかり見てゴハンを食べない
・好き嫌いが多くて食べない
・何時間もゲームして宿題をしない
・休みの日はダラダラする
・何をしても続かない、頑張らない
これが未就学児であれば、まだまだ当然の問題です。
「注意しても聞かないし、自由にさせてあげよう。」
「褒めて伸ばしたいからガミガミ言いたくない。」
これを愛情と勘違いする人がいます。
でも、こういうときこそ親が
日常的に子どもとどう関わっていくかで、
子どもが今後どんな思考をもつかが決まるんです。
どういうことかというと……
子どもにしてほしいことやできないことがあるなら、
親ができるよう環境を整えればいい
というだけのこと。
そして、それが本当にかけるべき愛情です。
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子どもたちは生活の中で、
親からさまざまな考え方を身につけていきます。
「ご飯食べないけどテレビ消したら可哀想」
「嫌いなものは無理に食べなくてもいいよ」
と、子どもに我慢させない、頑張らせないこと
を愛情と勘違いしている親がいます。
これらはただ
得意なこと、好きなことだけして
できないこと、嫌なことから逃げていいよ
という単なる『甘やかし』です。
「我慢させること=可哀想」
と考える大人が多くいますが、
そもそも、この歪んだ愛情の根っこである 子どもが直面した問題に“守る”や“逃げ”で 解決しようと考えているのが間違いです。
本当の意味での『親の愛情』は、
子どもが自立するときに必要な
安心感や自己肯定感を高めることです。
では“親の愛”ある行動とは何でしょうか?
子どもの日常で立ちはだかるのは、 これからの人生を考えると些細な問題です。
【テレビばかり見てゴハンを食べない】なら
食事に集中できるようにテレビを消す メニューに入っている食材当てクイズなどしながら楽しく食べる
【好き嫌いが多くて食べない】のなら
食べられるように大きさや調理方法を工夫する ひと口だけ盛り付け、食べられたら“やる気”を褒める
子どもが小さいうちは、楽しんで挑戦できるように働きかけることです。
この積み重ねが、子どものやる気である チャレンジ精神を培います。
辛そう、可哀想、泣くのが面倒という理由で、 問題から子どもを逃がしていては 解決する方法を考えるチカラどころか 挑戦する意欲すら育ちません。
何か壁にぶち当たったときに
“どう考えて対処するのか”という部分は、
(実は親自身も) 子どもの頃にどう接してもらったのかが
大きく関わっています。
親の工夫次第でいろんなことができるようになるうちに、しっかり問題と向き合う姿勢を教えてあげることが大切です。
親はどんなに子どもが心配でも、いつまでもどこまでもついて守り続けることはできません。
本当に子どもを愛しているなら
困ったときにどう対処するのか を考える機会をたくさん与えるべきです。
困ったことがあれば、解決法を探してトライする。それでもダメなら違う方法を考える。
幼い頃の成功体験が多ければ多いほど、
「やればできる」といった達成感や自己肯定感も高めることができます。
例え失敗しても、子どもが
「自分の可能性を信じられる」
「失敗してもまた挑戦できる」
生きる力の基盤になるように関わること。
この体験を繰り返すことで、
子どもは親がいなくても問題の原因を見つけだし、解決するために思考を凝らせるようになっていけるんです。
・自ら考えること
・工夫すること
・継続すること
・頑張ること
ができるようになれば、
ありとあらゆる場面を乗り越えられる人へと成長していけますよ。