MUP WEEK8-ブランディングスキル-
①ブランディングとは何だろう?
ビジネス用語でMarketingやPRなどをよく耳にしますが、似ているようで少し意味が異なります。
□Marketing・・・特定の誰かに伝える
□Advertising・・・不特定多数に伝える
□PR ・・・他人に伝えてもらう
□Branding ・・・相手から言ってもらう
今回お伝えする
ブランディングとは
『相場価値に付加価値を付け加え、伝えたり体験させたりする施策のこと』
です。
②なぜブランディングが必要なのか?
ブランディングがないと負のスパイラルに陥り、事業が続きません。
③ブランディング4種類
ブランディングには4つの種類があります。
(1)Corporate(コーポレートブランディング)
どう繋がるか
例)HP・ロゴ・パンフなど
(2)Product(プロダクトブランディング)
何を売るか・いくら利益を残せるか
例)価格・材料・デザインなど
(3)Marketing(マーケティングブランディング)
どう広めるか
例)SNS・チャネル・メディアなど
(4)Sales(セールスブランディング)
どう売るか
例)販売方法・提携先選定・顧客選定など
今日は(1)コーポレートブランディングと(2)プロダクトブランディングについてお伝えします。
(3)マーケティングブランディング(4)セールスブランディングはこれから先のWEEKで詳しくお伝えしますね。
④コーポレートブランディング
どう繋がるかの施策です。
例えばHPやロゴやパンフといったもの。
競合を把握するが、競合を作っては絶対にいけません。
○○専門店・○○特化型などがいいブランディングです。
また、ポイントは
”○○だが○○ではない”を意識する
こと。
⑤プロダクトブランディング
何を売るか。利益をいくらの残せるかの施策です。
利益を残すためには
”価格設定が重要”
です。
例えば、コスト300円(販管費込み)のカフェラテの値付けについて考えてみましょう。
事前調査で、いくらならカフェラテを購入するかリサーチしました。
500円・・・100人
750円・・・75人
1000円・・・50人
1250円・・・25人
1500円・・・0人
という回答でした。
500円という回答が一番多いので、価格は500円!と思いがちですが、実は大間違い!!!
正しい価格設定はまず、
回答を元に売上・コスト・利益をグラフで表します。
グラフ化すると、1000円のときが一番利益が高いことがわかります。
ポイントは
一番売り上げが上がっている箇所ではなく、
”一番利益が高い箇所で価格設定をする”
こと。
1000円で価格設定を実施。
1250円以上は挑戦の域、750円以下は切り捨て除外しましょう。
⑥ブランディング=相場価値+付加価値
例)1杯500円のスタバのコーヒーと1杯100円のマクドナルドのコーヒー
400円の差額がありますが、スターバックスは座席の間隔を広くとったり、落ち着ける空間を提供したり、付加価値も提供しています。
マクドナルドはノウハウがあるため経営できていますが、通常は価格が安いだけでは生き残れません。付加価値も提供することが大切です。
⑦3つの付加価値
付加価値には3つの種類があります。
(1)空間付加価値・・空間、雰囲気、インテリアをかえるなど。
欠点はコストがかかること。
(2)商品付加価値・・新製品開発など
欠点はコストがかかること。
(3)サービス付加価値・・エンターテイメント性やちょっとした気遣い。
唯一無料でできる付加価値。
ブランディングは奥が深そう。これからも引き続き勉強実践じていきたいと思います。
今回も最後までお付き合いありがとうございます☆