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【起業・創業】これだけは絶対に抑えておきたい「3Ⅽ」とは
皆さん、こんにちは!ようしゅう|中小企業診断士です。
本日は今月から新たに開始したメンバーシップ「起業・創業のお悩み相談所」の最初の投稿になります。
初めての投稿は何にしようか色々と考えましたが、これから経営を行っていくに当たって、「これだけは絶対に身に付けておきたい」という考え方をご紹介します。
それがタイトルにもある「3C」です。
この考え方は経営を行っていく上での「基本中の基本」とも言えるものです。
しかし、実際の相談現場では意外にもあまり知られていないため、ぜひ皆さんに知ってほしいと思いました。
前提:「3C分析」とは
本メンバーシップは起業・創業者向けに発信していますが、起業する方の多くはこれまで勤労者として働いていたはずです。
それまでは自分の与えられた役割をこなすため、自らのスキルを磨き、その仕事を追求することで給料をもらっていました。
しかし、「経営」となると、自分のことだけを考えていればいいわけではありません。より広い視野を持つことが必要です。
そこで登場するのが「3C分析」という分析手法です。
3C分析は日本の経営コンサルタントである大前研一氏が著書『企業参謀(The Mind of the strategist)』で提唱した有名なフレームワークです。
Customer(顧客、市場)、Competitor(競合)、Company(自社)の3つの要素を分析して自社の現状を把握するためのものです。
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3C分析では、自社の強みや弱み、市場機会、顧客ニーズなどを明確化することで、マーケティング戦略や事業計画の策定に役立ちます。
実際に私も取引先の事業計画書を策定を支援する際にもよく活用している基本的な分析手法です。
3C分析は上図のような細かいところまで分析・把握するものですが、起業家の方にはまずこの3つのCの視点を持つことをお勧めしています。
3Cの「視点を持つ」とは
3Cの視点を持つということは、まずはこの3つの視点について考える必要があると認識することから始まります。
先ほどご紹介した3C分析では、3つのCが並列に並んでいるような印象を受けます。
しかし、実際のイメージはこうです。
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