来年度公募される補助金の内容をおさらいしておこう|その2
皆さんこんにちは!ようしゅう|中小企業診断士です。
早いもので今年も残すところあと1週間となりました。
前回記事より来年度に向けて公募される補助金の内容をおさらいしているところです。
前回記事では「ものづくり補助金」のポイントについてお伝えしましたが、実はこの間にも追加情報が出ていましたので改めてお伝えします。
ものづくり補助金の追加情報
まずはこちらのチラシをご覧ください。
これは中小企業庁のホームページにアップされている来年度の「ものづくり補助金」のチラシです。
①ものづくり補助金の類型が2つに
このチラシを見ると類型が「製品・サービス高付加価値化枠」と「グローバル枠」の2つになっており、来年度は「省力化(オーダーメイド枠)」の公募がないことが分かります。
〝THE・ものづくり補助金〟とも言える生産性向上を図る省力化(オーダーメイド枠)が無くなるのは、私たち支援者側からするととても複雑です。
なぜなら「製品・サービス高付加価値化枠」はどこまで対象になるのかというのがとても分かりにくいからです。
「この設備を入れたいんだけど」と言われても…
この案件だと厳しいような気がするけど、要件的にはダメとは言い切れない
そんな気持ちにさせられるのが「製品・サービス高付加価値化枠」なんです。
「何を以て高付加価値化とするか」が明示されていないため、無理やりにでも嵌めようとする事業者が増えることが予想されます。
②収益納付(補助金返還)は求めない
これはかなり思い切った施策にしたなーというのが実感です。
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