仕事って。
好きなことで稼ぐ人って居るけれど、その人の仕事の全てが…
100%楽しい訳ではない。
とある過程の中で、やらなければならいと感じる事は絶対的にある。
例えば、この「書く」というコトもそうだ。
私は自ら選んでラティングの仕事を自分の仕事の1つとしているけど、
本当にこれだけで稼ぐには6割くらい苦手なこともしなければならないのだ。
いや、9割近いのかもしれない。
書きたくない事も書かなければならないし、気分が乗らない時も書かなければ食べてはいけない。
編集に「直してください」と言われれば直すし、意図されたことが自分の書きたい方向と違う事もある。
そういう事が嫌いだったり、苦手だったり、そういう事に疲れた人は大抵クリエイティブな仕事に就きたいと言うけれども…
クリエイティブな仕事をしても、求められる事とやりたいことの方向性が違う場合は自分の創造性は捨て、求められている事をやらなければならない。
どんな仕事にも、こういうのは付き物だと思う。
デザイナーでも、物書きでも、建築家でも…
そう思うと、個人で働くことって孤独だなと思う。
パソコンとネットワークさえあれば、どこに居たって確かに仕事は出来る。
けどね…
仕事をすること、働くことの醍醐味って、同じ情熱を持った人と同じ目標に向かって進むことだと思う。
そして誰かの為になることを提供するということだと…
サラリーマンがそこでもらう報酬や給与、つまりお金はあくまでも費やした時間と成果に対するものだと。
サラリーマンのほとんどは、無駄な時間を費やしている。
本当に、集中して無駄を省けば、同じ仕事量は1日3時間くらいでこなせるらしい…
じゃあ、3時間だけ働くからあとは自由にさせてください!
となった場合、きっと給与もその分カットされるだろう。
じゃあ、フリーで!独立してやるか!となると…
実際、3時間くらいで出来た仕事量の他に、色々なことがアドオンされて寝る間もなくなるという悪循環…または、今まであった収入を諦めることになるだろう。