介護技能実習候補生 ジャカルタの今
インドネシアの今
コロナ禍で全て止まっていた、国家間の人の往来。
日本とインドネシアも例外ではなく、たくさんのビジネス客、観光客、留学生、
そして技能実習候補生が足止めされていた。
特に技能実習生については、日本語習得のために、都市部の日本語学校に入学し、たくさんの投資もしたにも関わらず、渡航できる見通しが立たない。
苦労して勉強した日本語能力の維持もままならぬまま、食べるために生きるために実家に戻りアルバイトで食いつなぎ、日本に行ける日を心待ちにしていた。(とはいえ、仕事も十分ではない)
そんな負のスパイラルにあった彼らが、やっと。やっと。日本に行ける日が来る。
菅首相の来インドネシアの副産物なのかどうか、突然、彼らの渡航に許可が下りた(もちろん、日本入国時の検疫、隔離は必須である)
いきなり4000人のビザ申請が集中しているらしいから大使館もパンク状態だ。
でも良かった。
彼らを待つ、日本の現場、スタッフ、利用者。
そして何より、日本に行くことを夢見て、
目標として頑張ってきた実習生たちが救われる。
そこに賛否両論があるとしても、私は彼らの関わる1人の日本人として心から良かったと思うし、彼らのことを応援したいと思う。