見出し画像

好きなものに囲まれることの大切さ

私は子供の頃から自己肯定感が低く
いつも親や周りの人の顔色をうかがって
過ごしていました

中学校の頃
友達の家に遊びに行ったとき
みんながボードゲームを始めました

私はやり方も分からず
ただみんなが楽しそうにしているのを
側で眺めていました

『〇〇ちゃんもやってみない?』
と言われたのに

私はやったことがないゲームだったので
『いい』
と言って断り
ただただ側で見てるだけでした

今なら率先してやり方を聞いて
仲間に入りますが

当時の私はそれさえも出来ませんでした

今思うと
分からないのが恥ずかしい
やったことないからどうしたらいいか分からない
失敗するのがこわい
みんなが見てる前でゲームするのが怖い

そんな複雑な気持ちが
ぐるぐるしてたと思います。。

学生時代はずっとそんな感じだったから

友達といても
自分だけみんなとは違う気がして
寂しさがあり
生きづらさを感じていました

1対1は大丈夫だけど
たくさんの人の輪の中に入るのは苦手でした

友達も狭く深く
だから
いつも一緒にいる友達が休んだ日は
とても孤独で、今思い出しても暗いですね笑


でもある日
何かの雑誌で
『あなたは今自分の好きなものに囲まれていますか?』
ということばが目にとまり

ふと周りを見渡しましたが
自分の好きなものなんてありませんでした。。。

そもそも『私の好きなものって何?!』

これは私はとても衝撃でした

人の意見を優先してばかりいたので
自分の好きなものが分からない

人がいいというものがいいと思い
何か選ぶのも
なんでもいいという感じでした

だから
自分の好きなものなんて
考えたこともなかったかもしれません
(というか、本当はその時はこれがいいと思っても
無意識に自分の感情を抑え込んでいたのだと思います)

それが
自分の好きなものを意識し始めると
まず嫌なものが目に付くようになりました

使えるけど
古くて汚れているもの
かわいくないもの
壊れかけているもの

そんなものがたくさんありました

まずはそれから少しずつ手放しました

ひとつひとつ手に取り
自分の気持ちに目を向ける
それを繰り返していくと
だんだん判断の時間も短くなり
自分で選択できるようになってきました

これは私にとってとても大きな変化でした

そして何より
そんな自分のことが
ちょっと好きって思えるようになりました

それが
私がお片づけにはまった理由です


お片づけは
私にとって『自分を知ること』
『自分と深く向き合うこと』でした

だから
片づけを進めていくうちに
少しずつ自分の好きが分かるようになり

部屋も好きなものを集めるようになり

ちょっとずつ自分が変われてる気がしました

なので
自己肯定感が低い人ほど
片づけと向き合ってほしいと思っています

私は
お片づけは
ただモノをキレイに直すだけでなく

自分を知ることだと思っています
そして自分の思考と心の整理


お部屋の状態は
自分の思考や心の状態を表すと言われます

お片づけが出来ないには
人それぞれいろんな理由がありますが

私みたいに自己肯定感が低かったり
自分に厳しかったり
自分に無頓着だったり

そんな人も多いと思います

だから
好きなものに囲まれることは
自分を大切にするということ

ひとつひとつ
自分を囲んでるものと向き合い
周りを整えることで

自分自身が自分を大切に扱うので
自己肯定も上がります

そして
不思議と自分が自分を大切にすると
周りからも大切にされるようになる

そんな不思議なことも起きたりしますよ♪


長文にお付き合いくださりありがとうございますm(__)m






いいなと思ったら応援しよう!