人は自分と違う価値観に触れることで磨かれる
前の職場に
確かに正論だよねって思えることを
はっきり言える子がいた
その子は中途採用で入ってきたけど
上司に対しても
権利の主張みたいなのをはっきりしたり
私だったら気を使って言えないなと
思うことや
みんなおかしいと思いながらも
暗黙の了解みたいになってて
言えなかったことなどにも
しっかり突っ込んできて
聞いててドキドキしたりすることも
多かったけど
自分が言えなかったことを
ズバッと言ってくれたりして
スッキリさせてもらうこともあったりした
でもやっぱりそんな彼女を
好ましく思わない人もいて
彼女の発した正論と思われる言葉に
いちいち反応して気分を害していた
私はどちらの気持ちも分かるところがあって
どちらも否定も肯定もすることはなかったけど
その二人が分かり合うことはなかった
正論の彼女は一年ほどで辞めていったけど
私は彼女に
自分の中のずっと無意識に押さえ込んでいた
ネガティブな感情のパンドラの箱を
開けられた気がした
彼女がいた一年
私は彼女にたくさん支えられたと同時に
彼女の発言になぜかモヤモヤとイライラが
止まらなかった
なんとも言葉に出来ないイヤーな感情に
振り回されて
自己嫌悪に陥ることもしばしば
なんで私はこんなにイライラもやもや
してるのだろう。。。
自分の中にこんなにネガティブな感情が
あったのかと気づいては
そんな自分が嫌で落ち込んだりもした
でもそうやって自分の感情と向き合うことで
嫌な自分もすこーしずつだけど
受け入れることが出来てきて
今までは無意識に言えなかった気持ちとか思いを
意識して言えるようになったり
今までは何も考えることなく受け入れてたことも
一旦考えて受けたり受けなかったり
自分がいっぱいいっぱいになったときには
上司に相談出来るようになったり
彼女が来る前には出来なかったことが
意識して出来るようになってきた
彼女には
・自分を大事にすること
ずっと無意識に押さえてた
・自分の感情や思いを大切にすること
を教えられたのだと思う
今思えば
彼女はそれを私に伝えるために
来てくれたのかなとさえ思う
人は自分と違う価値観に触れることで磨かれる
と言われる
違う価値観に触れたときは
色んな感情がわいて
自分でも戸惑うことがあるけど
それを受け入れることが出来たとき
自分の枠も大きく広がっていくのだなと思う
人の出会いも必然
今まで振り返ってみると
苦手な人、嫌だなと思う人
明らかに嫌いな人もたくさんいて
その時は本当に嫌で
なるべくその場から離れることを選んできたけど
すべては自分の枠を広げるために出会えた人
だったのだと思うと
今はその人たちにも感謝出来るようになった
その人たちに触れたことで
自分の色んな感情や思いに向き合うことが出来て
今の私がある
人は人と触れ合うことで
自分を知ることができる
自分が大切にしたいもの
自分の想いや感情など
自分の価値観が見えてくる
そして
自分とは違う価値観に触れたとき
自分の価値観が変わったり
相手の価値観も受け入れることで
さらに自分の世界が広がるのだと思う
人と関わるのが面倒だと思いながらも
やはり人と関わらないと
自分を知ることもできないなーと
ふと感じた一日でした。。。