神田橋研究会行ってきました!その2
昨年の秋が初めての参加だったけれど、また神田橋研究会に参加してきた。
研究会の流れは前回の記事をどうぞ。
今回はあえて、スクリーンで見るライブ会場である第二会場での参加。
前から2列目の席だったのもあるけれど、思った通り、第一会場より先生や事例提供者の表情はよくわかる。
ちなみに知人は第一会場の一番前の真ん中の席だったので、そこだと第一会場でもよく見えるかもしれないが、9時開場より前の8時50分でそこに座れたとのこと。かなり熾烈な戦いらしい。
第二会場は半額で1万円で2セッション見られるので、お得感もある。
ちなみに終了後、神田橋先生が隣の第一会場から移動してご挨拶に来てくださった。
今回は先生が米寿ということで、途中お祝いを渡すコーナーなどもあるという、ちょっと特別な回だった。
神田橋研究会は先生が44歳の時に花クリニックの矢花先生と知り合ったのがきっかけとのことで、ちょうどそこから倍、88歳の今年まで続いているとのことだったから、考えるとすごい。
若い人達もたくさんいるのだけれど、その人達が生まれる前からやっているということになる。
今回の事例は精神科のドクターと教育関係のセンターの心理士さんの二つ。
どちらも経験年数が10年未満の若手である。
前回もそうだけれど、若い人を応援したいという先生の気持ちが伝わってくる。
今回は前回以上に、本人の個性を尊重する言葉かけが多く、どちらの会にもサポーティブサイコセラピーという言葉が出ていた。
だいたい半年ぶりの参加なのだけれど、自分がこの間にBMLについて学んだせいか、その視点で考える癖がついてきていて、先生の言葉がより落ちやすくなっている。
先生が解説セラピスト側の心持も、こころの視野をひろげるというBMLの視点とやはり同じである。
またクライアントの心の動きも、視野を広げることによって、本来の忘れられていた健康的な視野が動き出す流れも理解しやすい。
今回はなんと質問もしてしまった!
毎回一人5分、5人質問ができるのだが、壇上にあがるため、めちゃめちゃ緊張する。
でも、どうしてもうまく落ちない言葉があって、それについて聞いてみたかったので、チャレンジ。
事例提供者と質問者は録音可らしいが、とてもその余裕はなかったので、録音はせずに、登壇。
自分で講演するほうがこんなに緊張しないというぐらい緊張はしているものの、間近で聴く先生の声にだんだんと落ち着いてくる。
と思った時には、5分の時間があっという間に過ぎていた。
質問をすると、自分の疑問は解消するのだが、緊張のあまり、他の人の質問はほぼ記憶にない💦
なかなか難しいところである。
御年88歳。
あたらしく出版された本のあとがきには認知症の気配などとの記載もあるが、神業的なスタイルは相変わらずである。
神業すぎて解説がないとわからないところもあるけれど、いやだからこそいつまでも、お元気でいてほしい。
次回は夏との話があった。
今から楽しみである。