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2020年5月26日 株主第一主義の見直しが加速している?
こんにちは。ハッピーくんです。
この数ヶ月で世界の人々の働き方や生き方、考え方が大きく変化しています。
4月から毎日記事を書いているのですが、本当に良いタイミングで始めることが出来たと思っています。
まだまだ文章力などは拙いですが、少しずつレベルアップしていきたいです!
本日はこの記事です。
日本取引所CEO「株主第一主義から変化」:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59527930V20C20A5EE9000/
日本取引所グループの清田瞭最高経営責任者は日本経済新聞に対して、今回の不況を機に
「株主第一主義からの変化の流れが裏付けられる」
との認識を示しました。
最近はこのような流れがあるということは、なんとなく意識されていましたが、清田さんが言うと重みがありますね。
実はこの流れが加速したのは去年からです。
米主要企業の経営者団体のビジネス・ラウンドテーブルが、株主第一主義を見直す宣言をまとめています。
これにより、資本市場でも従業員や取引先、地域社会などの利害関係者への配慮を重視する動きが加速しています。
これまでアメリカの大手企業などは大量に自社株買いを行い、株価を引き上げることで株主へ利益をもたらすことを重視していました。
このようなことは持続可能性がありません。
とは言え、昔の日本企業のように過剰に資本をためこみ、自己資本利益率が低下するのも良くはありません。
重要なのは、
「リスクに対応するための必要資本について株主と議論し、それを上回る分については投資をしたり、配当などの株主還元に回したりすること。」
と、清田さんは強調しています。
株主の利益を最優先する株主第一主義が見直されている一方で、日本企業の低収益を良しとする訳ではない。
株式会社として利益を追求しながら、あらゆる利害関係や世界の動向を意識した経営が上手く出来るかが問われてきていますね。
当たり前かもしれませんが。これは大事ですよね。
それでは本日もありがとうございました!
ハッピーくん