観察の基礎知識④「シャドーイング」
人間観察/フィールドワークの手法の一つに「シャドーイング」というものがあります。観察対象の「影」となって、その人の行動をトレースして行っていく、というもので、一種の尾行ですw
観るともなく全体をみる、という観察アプローチももちろん面白いのですが、このシャドーイングのように「ひとつの観察対象をずーっと寄りで見ていく」というアプローチも結構面白い。特に観察者である自分とかけ離れていそうな相手ほど、自分の想像の範疇外の発見があることも。追体験することで、「ここでこういう行動をすると、こんな感情になるんだ」という発見が、憶測でわかった気になっている状態よりもはるかにリアリティをもって自分に襲い掛かってきて面白いです。いわゆる「インサイト」というものも、このアプローチのときに僕はもっとも発見できることが多いなと実感してます。
あ、くれぐれも盗撮まがいのことや、不審な行動はやめましょうね笑 気づかれるのも厳禁です。まあサムネの女の子までやっちゃうと逆に目立つので、ふつうにしてればOKです笑 「溶け込み」を意識してやってみるとよいと思います。