CSS Nite Shift14「ウェブデザイン行く年来る年」〜今 見直しておきたいCSSの新機能 2020
株式会社ICS 鹿野壮さん
Chromium版Edgeの登場
従来までのEdge
・Edge v18まで
・HTML/CSSのレンダリング:EdgeHTML
・JavaScriptの実行:Charka(チャクラ)
・他のモダンブラウザに比べてCSSやJavaScriptの機能が少なかった
Chromium版Edge
・Edge v78〜
・HTML/CSS:Blink(Chromeと同じ)
・JavaScriptの実行:V8(Chromeと同じ)
・他のモダンブラウザと同じだけCSSやJavaScriptの機能が使えるように
IE11シェア減少
多くのウェブサイトでIE11のサポートが終了
IE11に非対応のサイトではEdgeにリダイレクトされる機能の提供
→ 自分のサイトをリダイレクト対象として申請できる
テキストを縁取りする「text-stroke」
背景をくり抜く「background-clip」
要素を吸着する「position:sticky」
ユーザーのダークモードを判別する「prefers-color-scheme」
画像も切り替えができる
CSS Gridの自動配置
行数指定「line-clamp」
画像の嵌め込み方を指定「object-fit」
画像のアクペクト比を保ちながら画像を拡縮できる
backgroundではなくimgタグを利用するメリット
・フィルター/透明度などのCSSを用いた画像加工が容易
・画像の遅延ロードができる(loading=lazyの利用)
・最適な画像ファイルの読み込みができる(pictureタグとの組み合わせ)
2つの値のうち小さい方を利用する「min関数」
未来のCSS
FlexBoxのboxの間隔を指定する「gapプロパティ」
要素のアスペクト比を指定する「aspect-ratio」
CSSGridでアイテムごとに要素を詰める「Masonry」