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【現場学校03】Session.05「編集について」

2020.03.28 22:00-

動画を学ぶ5回目の現場学校。今回のテーマ「編集」。
ソフトはAdobe Premiere Proです。

映像の色調補正

元の映像の色合いを調整する
[使用機能] Lumetriカラーパネル
・基本補正
・カラーホイールとカラーマッチ
→ 映像によってどの値を何にするかは変わるので試してみるのが良い
→ 基本補正でホワイトバランス調整が足りない場合にカラーホイール/カラーマッチを使用する

音声の整音

音の質感の調整をする。主にノイズ除去。
[使用機能] オーディオエフェクトパネル
・クロマノイズ除去
→ クロマノイズ除去だけである程度の環境/電子ノイズを目立たなくできる
→ リップノイズやタッチノイズは消えないので注意

不要箇所のカット

映像の中の不要箇所にハサミを入れて削除する
→ そのまま繋げるとつながりが不自然になる

カットの結合処理

カットすると不自然になるつなぎ部分を自然になるように処理をする

1)トランジション効果で繋ぐ
エフェクト>ビデオトランジション>ディゾルブ>フィルムディゾルブ
を繋いだ箇所にまたがるようにかける
ナチュラルさには少し欠ける

2)ズームアクションで繋ぐ
ハサミを入れた箇所の次の映像サイズ(SCALE)を大きくすることでカメラが切り替わったようにみせる

3)テロップを挿入して繋ぐ
カットの間に文字情報のテキストを入れてしまう
PremierProのテロップ機能は少し処理が重くなる
PhotoShopでPNG画像を用意してのせる

テロップの挿入

トークを補助するテロップの挿入(字幕のような感じ)
・追加した素材の位置を調整するときは「エフェクトコントロールパネル」の「モーション」をクリックするのを忘れずに
・カメラワークの追加をして映像にリズムをつけることも可能

演出

・カメラワークを追加して映像にリズムをつけることも可能
・複数台のカメラを使用すると映像の表現の幅が広がる

BEMや効果音の挿入

音楽を入れることで映像にリズムを与えることができる

仕上げ調整

・BGMが唐突 → BGMの入るのタイミングを調整
・カメラ切り替えがごちゃつく? → カメラアクションを追加して切り替えない
・締めにサービスロゴを追加&BGMの終わりを調整

まとめ

・元々の映像撮影時にできるだけ理想的な映像/音声が撮れるのがベスト
・補正はあくまでも補正。やりすぎない
・映像の雰囲気が演出や音楽で変わるので注目してしまいそうだが、前半の処理(素材を整える&カッの取捨と繋ぎ)が大事。それをしっかりしてこそ、後半の印象コントロール処理が生きる!

質疑応答から

・フェードイン/アウトで映像を切り替えるとどうしても不自然さが残すのでカメラアクションはおすすめ。
・高画質で撮影しておくとズームイン/アウトで画質の劣化が起きにくい
・演者さんの喋りにいいテンポがあれば、BGMを入れなくてもいいこともある。演者さんのリズムを邪魔しないことが大事
・環境ノイズが気になるときにそれをカバーするためのBGMという使い方もある

雑感

各工程がなされていくのをじっくり一つずつ見る機会ってなかなかない気がする。それをざっくりとはいえ通しでみることができたのは、とても興味深かったしわかりやすかった。
たしかに音楽が入ると全然印象が変わって、世界観も違ってくるなと思ったけど、音楽をいれたって、大元の映像が悪かったり、あわなかったら意味ないもんなー。
よいものに近道なし。地道に。されど大胆に。


★リアルタイムで動画見ながらコメントして、さらにメモをとっているので改めてアーカイブ見直しながら追記とか修正とかします。後から見たら内容がちょっと違うかもとかあるかもしれないので誰にともなくお伝えしておきます★

現場学校03
https://webdirector.shop/items/5e316d6ac78a5354c4348413

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