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【現場学校04】Session 05「配信ツール選び」
「ライブ配信のコンテンツ作りに必要なプランニング」を学ぶ現場学校第4弾。Session05の今日のテーマは「配信ツール選び」です。
目的に合わせた配信ツール選び
あらゆるケースで万能なもの、というのは存在しないので、メリット/デメリットを理解した上で、最適な物を選ぶ必要がある。
ツール事例「LiveShell X」
ライブ配信専用のエンコーダー。Cerevo社のハードウェア。
・配信専用のパソコンが現場になくてもライブ配信ができる
→ 設定はパソコンから行う必要がある
→ ライブ配信の現場でパソコンを常時起動しておく必要がない
・同時に3系統の配信が可能
→ 配信しながらSDへの録画なども可能
・安定した配信ができる
→ パソコンのように急にフリーズしたりシャットダウンしたりといったリスクが少ない
・色が変わる場合がある(黄色味がかったり青みがかったりする)
→ 人によって変わり方が異なる
→ そこそこ気になるレベル
ツール事例「StreamYard」
・カメラ映像とスライドを画面分割/画面合成などが可能
→ 複雑なレイアウトはできない
→ 簡易的にPinPなどの表現ができる
・画像を画面にオーバーレイで重ねることができる
→ 動画や複数画面のオーバーレイはあまり得意ではない
→ 仕込み動画の再生容量に制限がある
・ビデオミキサー/スイッチャーなどの専門的なツールがもつ機能を一部再現できる
・同時に複数系統に配信ができる(プランによって系統数が異なる)
→ 複数系統のコメントを拾える
・URL発行でゲストを招くことができる
→ 気軽に参加してももらえる
→ それぞれのゲストの音声の調整ができない
・ブラウザベースなのでWindows/Macどちらでも利用できる
ツール事例「Ecamm Live」
・Mac版のみの提供
→ 低スペックマシンでも比較的安定して稼働する
・アップデート(機能強化)が頻繁
→ 各配信プラットフォームに最適化されるのが早い
→ ユーザーの声を組み上げて改良される
・画面や映像の合成機能が豊富
→ 動画の仕込み再生がやりやすく綺麗
・同時配信が1系統のみ
今回は各ツールのメリットデメリットをシンプルに。
デメリットは有料版をじっくり使ったり実際配信してみたりしないとわからないこともあるので、聞けて良かった。
次回は実際のデモも見せてもらえそう。楽しみ。