
勉強の前に自己分析をしよう
こんにちは!北欧OLのSlothです。今回は全然海外系じゃないですが、「#わたしの勉強法」というテーマで私の勉強(まあ仕事も同じ)への向き合い方の持論を唱えたいと思います。
自己分析という名の、自分は物事をどのように捉えてどのように行動するかを理解することは、勉強をするのに超重要なのに誰も教えてくれなかったのでその話をします。
凡人でも色々成し遂げるためのコツ「内省と観察」
まず私は今は北欧でOLをしている者です。日本で国立大を出て、イギリスの大学院を出て、新卒で北欧の会社に勤めています。ケチなので塾とかベンダーとか使わずにここまでやってきました。
「どこが凡人やねんてめえ」って思われるかもしれませんが、選んだ道がズレてるだけで頭のレベルは至ってアホです。
家庭はヤンキーですし、高校一年生まで成績も目立たないし、人間としても目立たないし、課外活動でも目立たない、けど真面目な奴の微妙な立場でやってきました。
でもあまりにも平凡すぎて、ある日私はこのままでは生きていけないのではないかと焦燥感を覚えました。このままではキャリアもクソも見た目もズボラなので結婚もできないし、地元で親の仲間に混ざって地に根を張って既にそんなにない脛を齧って生きなければいけないのではないかと本気で焦りました。
その日から、「何とかせねば」と思い、真面目に勉強しているつもりの自分がなぜ成績も上がらず、他の人に追いつかないのかを内省、探究するようになりました。そのJourneyを今回は共有したいと思います!
自分の脳の動き方を理解する
人間として当たり前ですが、全てのことを覚えるキャパはないです。
でもなんか覚えてることってあるんですよね。
例えば、私は何を誰から貰ったかは10年前ぐらいのものまで覚えています。(なのでモノが捨てれない)
爆笑したこととか、そういうのも覚えています。映像で見たものや、画像、どこに何があったかとかは何となく覚えるのが得意な一方で、
読んだものに関しては一切頭に残っていません。文章を書いて整理するのは好きだけど、それを読み返しても頭にあんまり入ってこないのです(草)
ということで自分の覚えやすいフォーマットと自分に向いてないフォーマットを少しずつ内省して明らかにしていきました。
数学などの理解をすることが勉強のものはめっちゃ苦手だったのですが、言語的なロジック(討論とか揚げ足取り)は得意だったので全部しゃべるようにしました「は?これなんやねん」とか言いながら勉強すると考えれることに気づきました。
そうやって自分の頭の機能の仕方を学び、トリックするように心がけました。数学(一番嫌いだった科目)の時には、1問解けただけで「私って天才かもしれない」とアドレナリン出すように自分で褒め称えていました。Positive Reinforcement です。
自分の行動と脳の関係を見直す
私は普通に椅子に座って机に向かうのが苦手です。数時間も静かなところでじっとしてるのは嫌いなのです。勉強が難しかったのもこれが一部理由です。すぐに飽きます。だって椅子に座ってるほどおもん無い人生の過ごし方ないっすよね。
なので動きながらとか変なところに座って気分転換をしながら勉強することにしました。
学校では基本廊下に机と椅子を出していろんな雑音の中で勉強していました。気分だけ勉強している気分にならないので好きでした。
家では階段に座り込んだり、上り下りして勉強しました。湯船に浸かりながらリラックスした状態で暗記や頭で考える勉強をしました。スタバや図書館、教室、部屋など色々試しましたが、家の階段が地味に好みでした。
あとは睡眠が記憶や脳の修復に有効、かつ集中力を保つために必須であることを知ったので、7時間睡眠を徹底しました。
また睡眠をとる時間も夜は友人がみんな起きていてメッセージがうるさいので、早く22:00には寝て5:00に起きて朝勉してから学校に行くようにしました。5:00は家族も寝ていて静かなので、邪魔が入らんくてちょうど良かったです。
成績優秀者を観察する
ちょうど高校一年生の時に学年一位の優秀生が同じクラスにいたので、先生にお願いして隣の席に座るようにしてもらいました。(ちゃんと本人にも了承は得ましたよ…!)
その人はルーティンを持っていて、授業が始まった最初の5分ぐらいは、大体大した話をしていないので、前の授業の復習をしていることに気づきました。
確かに予習ー授業ー簡単な復習を、休み時間ー授業ー次の授業のスパンで繰り返すことで、他の人は1日で授業一回しか見ない内容を一日三回見ることができ、脳が流石に大事やと錯覚して覚えれるのです。
ということで私は、基本の基に戻って予習復習を始めました。毎日それをするだけで嘘みたいに成績は伸びました。
このように自分の学び方を理解するとともに、他の人のやり方からアイデアを得たりして自分の勉強方法を工夫していきました。
自己分析しろと言われるのは就活の時まで一度もない!?
新卒就活をしようと思ったことがある方は、自己分析をしましょうとどこかで絶対に言われたことがあると思います。高校受験や大学受験など、大事な勉強をするべき時に「自己分析しましょう」と言われたことはありますか?
成績を見て得意不得意を把握しましょうみたいなのは言われた覚えがあるのですが、自分はどういう時に集中できてどういう時は内容が頭に入ってこなくて…みたいなことを気づかせてくれるような言葉をかけられたことは…ありますか?
私はないです。でも、テストの成績を見てここを伸ばそう、ここはこの調子でって話をするよりよっぽど重要なトピックが、「自分はどうやったら物事に興味を持ったり、知識を覚えることができるか」を理解することだと私は思います。
これが分かれば、自分で自分の脳をトリックする勉強方法を編み出せばいいだけなのです。物事が覚えられない、中高生程度の勉強が理解できないという人は世の中そんなにいません。多分一切勉強をしていないか、勉強の仕方が自分にあってないだけだと思います。
まとめ
誰でもある程度までは知識や勉強で賢くなることができると思います。ただ、天才でも何でもない凡人が頑張ろうと思うには、やり方を工夫して賢く取り組むことが重要だと思います。
ほんで社会人となった今は、正直勉強で学んだことよりも勉強するために通った試行錯誤の道のりの方が役に立っている気がします。
なのでもし何か「勉強したい!!」と思っていたり、「全然頭に入ってこない!」と悩んでいる方がいれば、「勉強の前に自己分析」を心がけてみてください。みんなで一緒に賢くなれると嬉しいです。
ではまた!