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コロナ禍にイギリスオックスフォード大学に留学してみた17 ~移動は一苦労~
今回は、イギリスの交通機関について説明します!
なんでわざわざこの話題で一つの記事を書いているかというと、あまりにもイギリスの交通機関(特に電車・チューブ)がてきとうでめんどくさいからです笑
日本の交通機関の、サービスの素晴らしさを肌で感じました…
ガイドブック曰く…
ガイドブックとは?という方は、こちらをご覧ください。
まあ要するに、小6の私がイギリスのことを書いた書籍です(?)
重要なポイントとしては、
イギリスにも、日本と同じように、電車と地下鉄があり、地下鉄の方は「チューブ(Tube)」と言います。
ただあくまでもイメージですが、ロンドンなど中心部にはチューブしかほぼなく、
電車は新幹線のように、遠距離移動の際に使うイメージです。
それではこれを踏まえて、最近のイギリスの交通状況について、(主に文句を)綴っていきたいと思います。
「発車します」を言わない
電車の方ですが、
発車する前に「発車します」と言ってくれず、突然発車します。
また、日本では、駅名アナウンス→音楽→「扉が閉まります」的なアナウンス→「発車します」的なアナウンス→発車
という感じだと思いますが、
イギリスは、これら全部カット!!!!!
油断大敵です。
ちなみにチューブは、発車前に、
”Mind the gap”(電車とホームの間にご注意ください)
と言ってくれます。
この文言はあまりにも有名で、イギリスのポストカードによく採用されていたりします。
予定時刻の1分前に発車したりする
日本は、予定時刻より早く発車するのは全面的に禁止されていると思いますが、
イギリスは、普通に1分前に発車したりします。
まじで余裕持って乗ってください。(切実)
(ただたまに、駅員さんが、「まじであと10秒で発車するから早く乗りな!!」と忠告してくれたりします)
そのくせすぐ遅れる・止まる
イギリスの公共交通機関は、日本よりもすぐ遅れるし、止まります。
とくにチューブはひどくて、毎日どこかの線が遅れているどころか止まっています。
しかもその理由が、「従業員が足りないため」とかだったりします笑
また、あまりにも遅延が多いので、遅延の中でもMinor Delay(数分〜数十分の遅れ)とSevere delay(数時間単位の遅れ)と、種類を分けていたりします。
若干汚い
イギリスの公共交通機関、車内が若干汚いです。
ガムとか食べカスとかがあっても、あまり掃除されていません。
あと特にチューブは、換気があまりされていなくて、ちょっと臭いです笑笑
うるさい
チューブに限った話ですが、進行中とにかく音がでかいです。
特にうるさい時は人と会話できません。
日本の新幹線ってすごいんだなあ。
通信環境が悪い
チューブの中では、基本的にネットはつながりません。
電車も、うっすい電波しか飛んでいないことが多いので、スマホいじっていると挙動がおかしくなります。(スクロールがうまくできなくなるなど)
ただそのおかげか、車内でスマホをいじっている人が非常に少なく、皆喋っているか本を読んでいます。
車内の光景が日本とは全く異なっていることがわかりますよね。
イギリス人は一般に連絡がつかなくなりやすい傾向がありますが、
車内での通信環境の悪さが主な原因だと私は思っています笑
アプリが情弱
イギリスの電車・チューブの時刻を見るためのアプリはあるにはあります。
1番マシだなと思ったのが、電車の方のアプリですが、このTrainlineってやつ。
(チューブは最後までマシなアプリを見つけられなかったので、いつもGoogle先生に頼っていた)
ただ、日本にあるような超優秀アプリはなく、かなり情弱です。
どのくらい情弱かというと…
ホームと終点(何駅行きか)の情報がない!!
なので、とりあえず駅に着いたら、飛行機のようにその場にある電子パネルでそれらの情報を得るしかありません笑
しかも、発車する数分前に情報が出たと思ったら、ホームが実はめちゃくちゃ奥まったところにあったりします。
一回ホームが見つけられず、1時間に一本しか来ない電車を逃したことすらあります。
また、たまにアプリの情報が間違っています笑笑
一回、終電の時間が間違っていて、逃しそうになったことがあります。危なすぎました。
また、その日が運休だったにも関わらず、アプリが更新されておらずチケットを買えてしまったこともあります。
ただ、そういう場合は割ときちんと返金も対応してくれるので、まあしょうがないといったところでしょうか……(ほんまか?)
チケット確認がガバガバ
電車に限ったことですが、
チケット確認がガバガバです。
一回もチケットを見せずに目的地にたどり着いてしまうことがしょっちゅうあります。
ただ、これは割と理にはかなっていて、たまにしかチケット確認はしない代わりに、それで買っていないことがバレたら多額の罰金を支払わせるというシステムになっているそうです。
しかし、あまり確認しないだけでなく、確認したとしてもほとんど詳細を見られないことも多いです。
一回間違えて逆の線の電車に乗ってしまった時も、チケット確認の際に何も言われなかったため、なかなか気づけませんでした笑笑
席の向きを変えるという概念がない
これも電車に限ったことですが、
例えば日本の新幹線は、進行方向が変わるたびに、席の向きをその方向に合わせますよね。
イギリスは、そんな概念はないので、普通に後ろに進んでいくことがよくあります。
自由席か指定席か選べないことが多い
これも電車に限った話です。
場合によりけりだとは思いますが、事前にチケットを買う際でも、自由席か指定席かは勝手に決められることが多いです。
そして指定席の場合も、自分では席が決められないことが多いです。
私はよくアプリで電車のチケットを購入していましたが、
自由席だと思っていたら、よく見るとチケットに席番号が書いてあり、慌てて移動したことがあります。
アプリで買わなければ、そのような間違えをしない可能性は高いです。
良いこともあるよ!
ここまでかなりディスってしまってちょっといたたまれない気持ちになったので、電車・チューブの良いことも言ってみます。
・電車編: QRコードで電車簡単予約!
イギリスの電車チケット予約は、ほとんど電子化されています。
アプリで目的地や時刻を検索し、出てきたものをその場で買うことができます。
また、チケットはQRコードで管理されますが、
改札にQRコード読み取りがあるので、そこにかざせば入れます。
日本はまだ紙やSuicaが主流なので、それに比べると便利だなと思いました。
・チューブ編: クレジットカードを改札にかざせる
最近のイギリスのクレジットカードは、かざせば料金が引き落とされる「タップ方式」が主流です。
それを活かし、チューブはタップ方式のクレジットカードで入れます。
Suicaのように、いちいちチャージする必要がなく、非常に便利です!!
その他交通機関
電車とチューブのことばっか喋っているので、他のことも少しだけしゃべります。
・バス
イギリスと言えばよく出てくる、あの二階建てバスは、かなり便利です。
ロンドン内なら割とバスでどこにでも行けるし比較的安いので、チューブよりもオススメです。
小6ガイドブックには、バス停のアナウンスがないと書いてありますが、
最近は、普通にありました!ちょっと声が小さいですが。
ただ、どの系統のバスに乗ればいいかが若干難しいのと(これもいいアプリがないので)、
運転が荒いので、2階に乗ると若干酔うのが難点です。
・車
イギリスは車社会なので、車は非常に多いです。
ただ残念ながら私は運転ができないので、詳しくは状況を知らないです…
小6のガイドブックの方が詳細を色々書いていますね、それを見た方が良さそう。
・自転車
ガイドブックにもあるように、確かにあまりママチャリはないです。
スポーティな人々が、筋トレも兼ねて使っているイメージ。
ただ、日本よりもサイクルシェアが普及しているらしく、割と使いやすいらしい。
私は利用したことないので、ちょっとあまりわからないですが……
いかがだったでしょうか!
次イギリスに行った時は、これをメモ代わりにして、気をつけながら利用していきたいと思っています笑