Punjabi Lesson 22 - Possession ( have / has)
I have a brotherや、I have a carなど、所有を表現したいとき。Punjabi語にはhaveにあたる言葉がない。ではどうやって表現するか? これはなかなか独特であった。
Basic Pronouns + have/has = possessive pronouns + コピュラ動詞
つまり
I + have = my = mera / meri / merey ~ hai.
You + have = your = tuhada / tuhadi / tuhadey ~ hai.
She + has = her = ohda / ohdi / ohdey ~ hai.
They + have = their = oohnada / oonadi / oonadey ~ hai.
We + have = our = sada / sadi / sadey ~ hai.
I have one brother. *one = ik
上の文章をパンジャーブ語で表現したいとき、どうしてもhaveを動詞として文章を組み立てたくなる。しかし、パンジャーブ語では、「私はこれを持っています」という文ではなく、「(これは)私の~です」みたいにする。
I have one brother. → Mera ik pra hai. (直訳すると「私の一人の兄です」みたいなかんじ)
ਸੇਰਾ ਈੱਕ ਭਰਾ ਹੈ
She has three brothers. *three = tinn
→ Ohdey tinn pra han. 「彼女の3人の兄弟です」みたいな感じ
ਉਹਦੇ ਤਿੰਨ ਭਰਾ ਹਨ
I have two sisters. *two=do
Meri do pana han.
ਸੇਰੀ ਦੋ ਭੈਣਾਂ ਹਨ
と、ここまではすべて「家族」や「人間」などについて述べた。ここから先はパンジャーブ語の考え方なのだが、もののなかには、「所有できないもの」がある。
ネイティブの先生は3つに分類していたが、
①People 人間(家族)
②Personal Trait 個人の特徴(肌の色や目の色)
③Disease 病気
これらの3つは、「これがほしい」「こっちを選ぼう」などといってお金で買ったりするものではない。そのため、パンジャーブ語の世界観では「所有できないもの」と考えるらしい。
では、お金で買ったり、所有できるものに関しては、どうか?
英語では該当する語がないようだが、所有をあらわす単語に、kolというものがある(ਕੋਲ)。自分のコントロールできる範囲の所有物に対して使用するらしい。ちなみに、一昔前のPunjabi語では、「家(kar)」も自分でコントロールできないものにふくまれる、「ਕੋਲを使わない単語」だったようだ。この理由は、「家は自分で買うものではなく、家族から代々引き継がれるもの」という認識があるかららしい。最近は家を所有するときも、ਕੋਲを使うことも多いらしい。ライフスタイルの変化によって言語が変化するのはおもしろい。
ਕੋਲは品詞としては後置詞となる。所有格の後ろに置かれる。deyはいらないようだ(to in onと一緒)。
I have a car *car = gaddi ਗੱਡੀ (feminine)だけど、ਕਾਰでもいいみたいです
Merey kol ik gaddi hai
ਸੇਰਾ ਕੋਲ ਇੱਕ ਗੱਡੀ ਹੈ
Do you have tea? - Yes, I have tea and milk. *and = ate(te)
Ki tuhadey kol cha hai? - Hanji, Merey kol cha ate dudd hai.
*上の文章を作るときに、まず、「cha」に引っ張られてtuhadiとしてしまい、さらにkolを忘れてしまった。慣れてくれば、むしろ全部男性複数にできた方が楽だし、kolをセットで「merey kol」とか「tuhadey kol」とか定型文みたいに出てくるようになるといいんだけどな。
ਕੀ ਤੁਹਾਡੇ ਕੋਲ ਚਾਹ ਹੈ? ― ਹਾਂ ਜਿ ਸੇਰੇ ਕੋਲ ਚਾਹ ਅਤੇ ਦੁੱਧ ਹੈ
Lisa has only one apple. *only = sirf ਸਿਰਫ
Lisa dey kol sirf ik seb hai.
ਲੀਸ਼ਾ ਦੇ ਕੋਲ ਸਿਰਫ ਇੱਕ ਸੇਬ ਹੈ
「リサが~持っている」「シムランが~持っている」というときは、
Name + dey + kol 。
Lisa has only one brother.
Lisa de sirf ik seb hai. *選べないものに関してはਕੋਲをとる
ਲੀਸ਼ਾ ਦੇ ਸਿਰਫ ਇੱਕ ਭਰਾ ਹੈ
髪の毛はどうだろうか? 髪の毛も「選べない」のでਕੋਲを使わない。
She has long hair. *hair = vaal (masculine)
Oodey lambey vaal han.
ਉਹਦੇ ਲੰਬੇ ਵਾਲ ਹਨ
*英語で、i have headacheなど、「~な症状がある」と表現するときがある。「痛み」に関する語句としては、
dard・・・名詞
dukh・・・動詞
の2種類がある。
I have a headache.は、まずMy head hurts.と考えて・・・※head=ser(m)
Mera ser dukhda hai. ਮੇਰਾ ਸਿਰ ਦੁਖਦਾ ਹੈੈੈ
最後に、childrenにまつわる言い回しのルール。
possessionのルールにおいて、人間や選べない性質については、ਕੋਲはつかわないと言った。
母親である人に、How many children do you have? という質問をしたら、「何人のお子様がいますか?」みたいになる。そして、母親はその子供を、お金で買ったとか、商品として手に入れたわけではないので、ਕੋਲは使わない。
しかし、保育士とか、幼稚園の先生、学校の先生などに、How many children do you have in your classroom?みたいな質問をしたとする。この文章におけるchildrenは生徒であって、(たしかに選べないんだけど・・・) まあ行ってしまえばbussinessとしてやっているという感じですよね。
そういう場合は、childrenだったとしても、ਕੋਲを使う。
ਕੋਲなしの場合・・・(あなたの子ども)
How many children do you have?
Tuhadey bacchey kinnney hai / han?
Tuhadey kinney bacchey hai / han?
ਤੁਹਾਡੇ ਬੱਚੇ ਕਿੰਨੇ ਹਨ / ਤੁਹਾਡੇ ਕਿੰਨੇ ਬੱਚੇ ਹਨ
ਕੋਲありの場合・・・(クライアントとしての子ども)
How many children do you have?
Tuhadey kol bacchey kinney han?
ਤੁਹਾਡੇ ਕੋਲ ਬੱਚੇ ਕਿੰਨੇ ਹਨ
所有をhaveのような動詞で表現しないというのは、日本語脳でも英語脳でもなかなかの違和感があることである。何度も練習して慣れていきたい。
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