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#67 『未来の自分に失礼じゃないか!』

2021年5月7日の放送です〜🤗



◆怒らずに「未来の自分に謝まった方がいいよ。」と伝えていた。

TAKAさん)
なんか最近、僕、
Fact-Concept-YourSelf(ファクト・コンセプト・ユアセルフ)
っていう話を前にもしているんですけど(笑)
聞いてない人の方が多いと思うのでまた説明しますね。(笑)
僕たちって、自分の人生を、生きていきたじゃないですか。
最近、講演で話す機会を頂くと、
必ずFact-Concept-YourSelf(ファクト・コンセプト・ユアセルフ)
の話をさせてもらっているんですよね。
それで思い出したのが、僕は昔、高校の先生をやっていたんですけど。
部活でも、練習に集中できない子とか、やっぱりいるわけですよ。
体育教師だったんですけど、体育の時間に遅れてきちゃう子とか。
で、その時に、
「練習に集中しろ」とか、
「授業遅れてる場合じゃないだろう」っていうことはね、
簡単なんですけど、
当時ね、僕は、怒らずに
「お前の人生だろ?」
とかってよく言ってたんですよ。
いい加減に練習している生徒がいたら、
「未来の自分に謝った方がいいよ」ってね。

しずかさん)
へー、面白い。

TAKAさん)
面白いですか?笑 
そこで起こっている事柄っていうのは、僕のことじゃない、じゃないですか。僕は生徒が練習に集中しようがしようまいが(笑)。
僕は集中してやるから、次の未来を向かっていけるというか、切り開いていくじゃないですか。自分は絶対にその時間を大事にしようと思って、みんなのために準備してるし、やってるから。
でもなんかこう、生徒は「じゃない子」もいるんですよね。
練習に集中してなかったり、いい加減にしてる子もいるわけで。
そういう生徒達を呼んで「ちゃんとやれ」とかって言うことはないんだけど、「お前の人生だよね」って話をして、「未来の自分に謝った方がいいよ」って。「自分の未来を磨かないなんて、未来の自分に失礼だと思うよ」って、「自分の最大限の可能性を発揮してあなたに生きていって欲しいよ」って話をするんですよ。
そうすると、自分の人生に真剣になって、その目の前の行動が変わっていく、みたいなことがあったりしてたんですよ。

静華さん)
なるほどね。怒られるからやるとか、人に言われるからやるとかじゃんくて、「あ、そっか。自分の人生か」って。
「自分が何とかしなきゃいけないんだ」って気づけるっていいですね。


TAKAさん)
そうなんですよ。だからなんか別に、究極言ったらクラスの子がね、何してようと、僕の人生には関係ないんですよ。笑。
もっと言うと、他の生徒の人生にも関係ないんですよ。もしどうしても邪魔だったら出てけって言えば終わりなんで。笑。
そんなに教師にとっても周りの生徒にとってもネガティブなことではないんですよ。そんなに歩きたくないなら今日帰っていいよって言うだけで。
だからそこでどうぞ、なんだけど僕としてはその子の未来に興味があるから。
やっぱり「この人は自分の未来のために話してくれてんだな」っていうことが大事だなぁと思ってて。

◆「いいリーダー」とは「あなたらしいリーダー」


で6月からね、勉強会をまた開始しようと思うんですよね(笑)
ハッピーファーストスクール以外に。こっちはなんかこう、まあ企業さんとか行っていてそのリーダーとしてというか中間管理職もね、部下が3人の方もいれば30人の方もいれば300人の方もいるんですけど、みなさん、リーダーとして正解ない中で悩んでるんですよね。
そういうリーダーならではの悩みを持つ人たちと一緒に学んでいきたいなっていうのを今考えてて6月から始められたらなぁと思っているんですけど。
やっぱりそこでも大事にしたいのが、「自分らしさを発揮できた」と言うか、「自分のありのままで役に立てて自分のやりたいことを挑戦できる」っていう状況がすごく幸せだなぁと思ってて。僕はずっと前から、「人とチームを笑顔にする」とか、「いいチームを作りたいんです」ってここでもたくさん話してるんですけど、なんか究極は仲良し集団を作りたいわけじゃないなぁって。
その人の「好き」とか「興味・関心」とか「得意」とか「自分のスキル」とかを発揮できる場を作りたいなぁって。
そういう場を作れるリーダーというか、人たちと一緒に学んでいきたいなぁと思ったんですよ。
なんですけど、どんなリーダーがそういう場を作れるかというとやっぱり「自分らしさ」ということに気づいてないとまずできないんだなと思いました。なんでかっていうと「いいリーダーは何ですか」と学びに来ても、やっぱりその人のキャラクターにあってなかったら意味がないんですよね。エディ・ジョーンズ(元ラグビー日本代表監督)みたいなリーダーを僕がやれって言われてもできないみたいに(笑)。

で僕はさっき言った、Fact-Concept-YourSelfの中で、周りの人たちのエピソードだったり、考えだったり、その状況だったりから「自分はこういうリーダーになりたいな」、とか、「こういうふうにやると自分も嬉しいし周りのためにもなるなぁ」みたいなことを見つけていきたいなぁと思ったんですよ。

だからそうそうそうだからそのなんかねインプットのある勉強会とか研修とかセミナーってたくさんあるんですけどまあそれとは別でというか、なんかより自分に向かっていくイメージで。「自分て何なんだろう」っていうか「自分の好きって何なんだろう」って。どういう状況が自分にとって好ましくて、どんなことしてる時はにらしくいられるのかっていうBeingとDoingを見つけながら。周りの人たちのBeingとかDoingを引き出せるようなリーダー勉強会をねこの6月からやることを決めたので、今ちょっとずつこうやってお話をしながらまとめているというところなんですよ。相談です相談。(笑)

静華さん)
いや〜、めっちゃいいなぁと思いましたねー。

TAKAさん)
なんかやっぱり人それぞれじゃないですか。どういう選手になったらいいですか?っていうのもお前らしくやればいいよと思うし(笑)。
どんな監督になったらいいですかって言ったらその人のらしさを叶えないと意味ないじゃないですか。うまくいっても、自分がらしくなかったら長続きしないし。

静華さん)
私ごとで今聞いてたんですけど、私は話し方のレッスンとかもやってるんですよね。人前で上手に話せるようになりたいとかかっこよく話したいっていう方が来てくださるんですけど、本当にさっきの話と一緒でみんながみんな同じ話し方である必要もないしみんながみんなNHKのアナウンサーみたいにヒットするわけじゃないじゃないですか。
だからその人らしくどういうあり方がいいか、どういう生き方でいたいかっていうところから話を始めたりとかするので結構深いんですよ。

TAKAさん)
そうだよね。

静華さん)
そう、同じかなーと思っててその人らしく自分が自分の周りの人に伝えられる人が増えたらいいなと私も思っているのでTAKAさんのチャレンジを応援したいしすごく興味あります。

TAKAさん)
やっていきましょうね!
今日もありがとうございました!


※Happy Firstは、なでしこリーグ史上初の四冠監督であるサッカー監督石原孝尚が主宰するオンラインコミュニティです。
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