#72 いいファシリテーターになりたいな
2021年5月17日の放送です^^
TAKAさん流いいファシリテーターの条件
▪️①参加者のみなさんが自分らしく振る舞える
TAKAさん)
今日は「ファシリテーター」なんて言葉を最近聞きますか?
グループで話をしたりとか、
その場を回すっていうことで、MC的な要素もあれば
その人自身がいいコメントを返せたり...
みたいなところがある。
静華さん)
結構難しいですよね。
TAKAさん)
そうなんですよね。この間、ある勉強会に出たときに、
『「皆の意見をまとめて発言する力」と「皆に発表してもらう」MC力みたいなのがありますね』って褒めていただいてね。
静華さん)
へ〜。
TAKAさん)
ハッピーファーストスクールオンラインスクールの中で
各グループをファシリケートしてもらっている人が集まって
ファシリミーティングっていうのを週に1回してるんですよ。
そこで「どんなファシリがいいんだろう」
みたいな話を紹介しながら確かになって、
いいファシリテーターってどんなファシリテーターなんだろう、
と思った時に、「ひとりひとり皆さんが自分らしく振る舞えるような場」
を作れる人がいいファシリなんじゃないかなと思ったんですよ。
静華さん)
難しい。
TAKAさん)
もう少し説明すると、周りに気を使ってコメントできない人がいたりとか
安心して発言できない人がいると、その人らしくないじゃないですか。
その人らしいって言うとデカいんですけど、
「思ったことを言いやすい」空気が作れたりとか、
「ポジティブな空気」にできる人、
その場を作り上げれる人が
いいファシリなのかなって思って。
参加者ひとりひとりがそういう力があれば、
お互いの良さを引き出しながらいい対話になったり、
いい時間になるはずなんですけど、
みんなに得意不得意があるので・・・。
結局ファシリテーターっていうのは、
簡単に言えば「場を回せる人」ですよね。
静華さん)
そうですね。
TAKAさん)
そういう人たちって何してるんだろうっていうところで、
ひとつはよくハヒフエホーなんて言って、
誰かが何か言った時に「へー」とか「はー」とか感嘆
するとか共感するんですよね!
頷いてあげたりみたいなそういう力ってやっぱり話しやすいじゃないですか。
静華さん)
確かに確かに。
▪️②参加者の方に「興味」や「関心」がある
TAKAさん)
あとはその人自身が他の参加者の方に
『興味とか関心がある』って強いなと思ったんですよ。
そもそも気になってなかったら
「バッ」て盛り上がっていかないじゃないですか。
静華さん)
確かに。
TAKAさん)
ファシリテーターの人が
周りの人たちに興味があって質問ができたりとか、
「それってこういうことですか」みたいな。
興味関心が人が好きとかかもしれないですけどね。
そういう人は周りにプラスアルファの
ギフトをしてるかもなとも思ったんですよ。
ギフトができるっていうか、
例えばミーティングが4人でありますって言った時に、
事前に、「明日こういうミーティングするんで楽しみにしてます」
って一言があって集まるグループと、
「こうこうこういうミーティングするんで楽しみにしてまーす」
っていう一言があって集まるグループ、
ただただパッと集まって「じゃあ始めよう」ってなるグループと。
静華さん)
「じゃあ時間でーす」みたいな。
TAKAさん)
そうそうそう。
後、終わった後にメッセージとかでフィードバック的にね、
「今日本当に何々さんのおかげで場が明るくなりました」って
ひとりひとりにメッセージするとか、感謝するとか、
そういうこうプラスアルファのギフトをする人って
やっぱり世の中にいるんですよね。
静華さん)
うんうん。
▪️③明るい楽しい空気を作れる人
TAKAさん)
あとは単純にその人の笑顔だったり、
笑いがあったり、楽しい空気を作れるエネルギーがある人、
なんか怖い顔してねじーっと座ってられるよりはいいんじゃないですか。
静華さん)
そうですね、ニコニコしてた方がね。
TAKAさん)
あとこっからはねだんだん難しくなってくるんですけど(笑)
静華さん)
はいはい。
▪️④相手が答えやすい質問に変えてあげる。
TAKAさん)
相手が投げやすかったり受け取りやすい
会話に変えていくってことだと思うんですよ。
例えばその人の話すのが得意なネタってあるじゃないですか。
例えば「なんとなく感じたことそれぞれ言いましょう」って言ったって
感じたことって何だろう難しいなって言った時に、
その質問を言い換えてあげて、その人が答えやすいような
質問に変えてあげるみたいなこともあってもいいかなって。
静華さん)
それはいいですね。でもよく知ってないと難しいですね。
TAKAさん)
そうですね。なんか答えにくそうにしてたら
変えてみるとかでもいいと思うんですよ。
事前にその人がわからなくても、
なんか質問した時にその人がこれちょっと答えにくいなー、
みたいな質問だったらなんかパッと変えてあげてね。
その人が発言しやすいようにしてあげるだけ違うと思うのと、
あとは参加者が例えば自分の意見を言ってくれた後に、
どうしても無言でね、リアクションなしで、
「じゃあ他の人」って言いがちじゃないですか。
僕もそうなんですよ、みんなで話してると。(笑)
そうすると不安になるじゃないですか。
話した人が「私間違えたこと言ったからなんかスルーされた」みたいな。
一言でもコメントをするなり、あんまりしてると長くなっちゃうんで、
「ありがとうございました。確かにそうですよねで。」もいいので、
一つこう受け止めてから「他にありますか?」みたいにしないと、
例えば僕が喋った後に無言でみんな聞いてるんだけど、
じゃあ次の人と言われるとちょっと不安になっちゃうみたいな。
静華さん)
確かに、そうですよね。
▪️⑤自分の足りていない部分を見せて安心させてあげる
TAKAさん)
あとはファシリする人って、やっぱ話すのが
得意だったりするじゃないですか。
でもあえて、自分の苦手な部分とか足りてない部分を
見せちゃうっていうので、
全体の安心感というか、話すのが上手い人ばっかだと、
ちょっと苦手な人は話しにくかったりするじゃないですか。
だからなんかこうふざけたことを話したりとか、
変なこと言ってハードルを下げることで
周りが話したくなるかな、とかいうところがあったり。
▪️まとめると・・・
TAKAさん)
総じて言うと、最初に言ったね、「自分らしく」っていうのは、
参加者いろんな考えがあったりするじゃないですか。
話聞くのが得意な人もいれば話が苦手な人もいれば、
どうしても顔が怖くなっちゃう人もいれば、
そういう凸凹をそのまんま生かせるように、
なんか足りてない部分をファシリの人が補うみたいな場が
皆さん明るかったらすっと引いてればいいじゃないですか。
でも皆さんが明るく話せてなかったら、
少し自分がバカになってふざけてきたりして
場を温かくするみたいな。
皆さんの凸凹で足りてないところを
スムーズに補えたら、素敵なファシリなのかな。
と思って津々浦々と話したんですけど(笑)
静華さんそういう場面ってあるんですか?
静華さん)
ありますね。いっぱいありますけど、
あとファシリを研修とか、特に新人研修をさせてもらっているので、
新人さんたちにそれぞれファシリをやっていただいて
成長してもらうみたいな場面も結構あるので、
今日の話はすごい私だったらどうかなとか、
人にファシリをしてもらうときどうかなとかいろいろ考えてましたけど。
TAKAさん)
まとめるとって言ったらまとめちゃうとあれなんだけど、
まとめてください。
今静華さんが言ってくれたこと全部やるのはもちろん大変なんだけど(笑)
静華さん)
結局ファシリって自分が一参加者でもあるけれども
一つちょっと鷹の目を持つというか。
ちょっと俯瞰する、なんかこう全体を見る。
雄大に脱してちょっと全体を見れる人かなって。
ひとりひとりを促してみたり、この人にちょっとこれ投げてみたら帰ってくるんじゃないかなとか、
なんかそういう視点がやっぱ必要なんだなって思いました。
TAKAさん)
さすがですね〜!
まとめていただいて!
要はなんかそこだけあれば、あと細かい「どうするか」っていうのは
ひとりひとりやり方も違うしタイプもあるんでね。
その人らしいファシリテーターの仕方があるけど、
今静華さんが言ってくれたみたいに、俯瞰してね、
少し全体のことが気にしながら見れたらいいなっていうのが、
いいファシリテーターかもねっていう話でしたね。
静華さん)
私つい一参加者になって
熱くなっちゃうタイプだからね、ファシリでも(笑)
TAKAさん)
なるほどなるほど。
静華さん)
そうそうそうそう、なんか全体見えなくなってるなっ、
ていうのも反省点でありつつ。
TAKAさん)
なるほどここで話したくてしょうがないんでね(笑)。
我慢するのが大変なんですけど。(笑)
またやっていきましょう!