見出し画像

#68 教えることに必要な『ライブ感』

2021年5月21日の放送です!!!LIVE感、私は全然できていない😭


◾️聞く相手を飽きさせない、その場にあった「話し方」



TAKAさん)

今日は学校時代の話をしたいなと思います。
ライブ感って大切だよねっていう話をね、話をしようかなと思ってて。
学校の授業って、生きてるじゃないですか。まあ研修もそうなんですけど(笑)。
基本的にはね、指導案みたいなのがあって、先生達はこういう風に教えようって準備してるじゃないですか。
カリキュラムとかもあるし、研修も、そうですよね。このテーマを伝えようというか。
でも、いい先生たちっていうのは、生徒の様子を見てね、伝え方を変えてみたり、もっと言うと伝える順番を変えてみたり、今日はここまでってカスタマイズできまるよね。
僕ハッピーファーストスクールっていうオンラインのコミュニティ運営をやってて、その中にちょっと得意な、もうプロフェッショナルセミナーっていうのがあって、もうプロセミナーって呼んでいるんですけど。
まあ、少し僕たちより得意な人に色々教えてもらえばいいじゃないかという発想でやっているんですけど。
そういう風にやってるところで、学校の先生がね、もうプロセミナーをやってくださったんですよ。
で、その先生のフィードバックというか、感想を皆さんから聞いてた時に、その先生のライブ感が違うっていう話をね、してくださる人がいて、そのライブ感ってどこから来るんだろうなっていうと、柔軟性があるというか、参加者のとか生徒の反応を見ながら、こう自分のね、スタイルを変えたりしながら話してたりするんですよね。

静華さん)
そうですよね。

◾️伝えたいことの「軸(=本質)」がわかっているか。


TAKAさん)
その時はね、話すスライドまで変えてたみたいなんですけど、なんかその、そういうライブ感ってどうやって出せるのかなみたいなことをね、少し今考えてて、僕はやっぱり、なんかその人にちゃんとまずは軸があるってことが大事じゃないかって思ったんですね。

静華さん)
確かに。

TAKAさん)
その人の中に、表面的なことしか準備していないと難しいじゃないですか。
なんかこれだけ伝えればいいやって程度だと、融通が効かないんですけど、大切なことはこれだっていう軸がその人にあれば、相手によって伝え方を変えられるんですよね。
体の軸も一緒じゃないですか。バランス崩せるのってやっぱ軸がしっかりしてるから、体もバランスが崩せるのと一緒で、だからやっぱその人が、この授業でだったり、この練習であったり、これだけは抑えておきたいっていう軸が一つあることが大事だっていう要素と、
もう一つはそうはいっても、「場数」って大事だなみたいなことを考えていたんですね。

◾️効果的に「場数」を踏むために必要なことは主体とどこに置くか。

なんというか、、、「ここかな」って思っても違うこともあるじゃないですか。僕もやっぱりそうですし(笑)ただ回数をこなせばいいっていう場数ではなくて、自分の軸を持ちながら相手のために変えてみるっていう、場数っていうことと、最後はやっぱり主体が自分にあるか、生徒にあるかとか参加者にあるかとかね、聞いてる人の方に主体があるかっていうことだと思うんですよ。

例えば大学の授業とか、基本的に話して終わっていく先生じゃないですか。あれっていうのは主体が先生だと思うんですね。生徒を向いていないというか・・・。主体が生徒だと、生徒の反応を見ながらちゃんと分かってるかなとか、これ分かりにくくなかったかなとか、もし分かりにくかったらもっと説明を細かくするのか、時間をかけるのかなどなど、、、、言い方を変えるのか、常に反応を見ながら主体を生徒側に置くという視点を持ちながら場数を踏めれば、ライブ感が出せる先生だったり、研修をしたり。。。
でね、そういう先生から教わっている生徒は、授業を受けている感じすらしなくなるんですよね。楽しくて。

みたいなことをね、今日朝、ファシリミーティングみたいなことをしてるんですけど、そこでね、皆さんから僕が教えてもらったことをはなしてみました。
どうですか?

◾️主体を「相手」に置けるリーダーはすごいよね。

静華さん)
もう響きまくりですよ、今日の話は。私まさに今日も、今ずっと企業研修月間なんで、4月、5月、6月は、いろいろ考えることもあるんですけど、どうやったら伝わるかなとか、まさに今日、たかさんが話してくれたポイント、全部そうだなと思うことばっかりで、やっぱりなんだろう、慣れないうちは仕方ないですよね。決めたものをなぞるだけで、先生側も精いっぱいだったり、相手の反応までなかなか目が向けられてなかったりするけど、そこをなんとかどうやったら伝わるかなとか、どうやったら楽しんでもらえるかなっていうところを、トライアンドエラーしていく中で、相手の反応もちょっとずつ見られるようになって、今ここで言うタイミングかなとか、順番を入れ替えた方が伝わるんじゃないとか、できますよね、アレンジがね。

TAKAさん)
僕は教師側だったし、サッカーコーチでもあるんですけど、サッカーの練習は究極にライブ感が重要で、一番いい状態で練習したいじゃないですか。だから選手たちに合ってなければすぐ変えなきゃいけないんですよね。
合ってないっていうのはレベルが合わないこともあるし、同じような気分と合わないってこともあるわけですよ。難しい練習がしたくて、やっぱ天気のいい日ってやっぱりね、難しいものをトライしやすいでしょ。気持ちが高ぶってるんで。でも雨の日とかって気持ちが上がりにくいじゃないですか。次に難しい課題を出されてもやりたくないですよ。それを練習中に感じられれば、次の練習はこうしようとかね・・・。
だからやっぱり主体を、参加者側とか生徒の方に置くっていうのは、先生、教師、指導者、リーダーのね、大事な要素なのかなと。

静華さん)
そうですね、気をつけたいです。
よかったよかった。今日どうしようかなんて言ってたんで、3分後には静香さんが始まってしまうということで、6時からね、今日はここまでにして、皆さんありがとうございました。いってらっしゃい。



■石原孝尚 ホームページ

■石原孝尚著書「足りなくてありがとう」 2023年3月21日発売