「くだらない遊び」をできる雰囲気があると、子どもたちは勝手に遊ぶように練習しちゃうよっていう話。〜オンラインサロンTAKA散歩より〜
2023年2月〜、湘南ベルマーレU15ガールズの監督を務めている石原孝尚さんの記事を紹介します。
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【遊び(無駄)をクリエイトする】
この年になってくると『効率的』、『効果的』など、ショートカットを愛するようになってしまいます。
みなさんからしたら、僕は、そんなふうに見えないかもしれませんが、
家にいるとき、運転しているとき、寝る直前まで、何かをしている時も、YouTubeで聞き流しながら、何かを学ぼうとしちゃうし、「音楽聴きながらドライブ」とか「家でテレビを見る」とか、なんなら、最近は「映画も見る時間」が惜しいと思うようになってしまっています。
人に会うのは、「仲間のため」とか、「この点が次の点につながる」とか、何かの、そして、誰かのためになっているから、やれるんですが、自分の趣味なんてのは、けっこう後回しになっています。
サッカー監督として、「練習を効果的に、選手を成長させる」ことを目指して、ずっと指導してきたけど、中学生の指導やサッカースクール(小学3年生から6年生)をやっていて感じることは、子どもたちは、ぜんぜん『効果的な人生(日々)』なんて望んでないということです。
早く帰れって言っても、みんなで話して帰らないし笑笑、ボールをずっと蹴ってたいし、
子どもたちは、ただただ「サッカーが好き」なんです。
サッカースクールのメニューも、自分が今の僕の練習を見たら、『非効果的、非効率的』だと思うような練習ですけど、とにかく子どもが『いきいき、はしゃいでいます』。
大人のペースではなく、完全に『こどもの時間の流れ』に合わせます。
砂遊びをするような、『くだらない(遊びがある、無駄なような)』雰囲気にします。
でもでも、子どもたちはは、積極的に、どんどんうまくなってしまいます。
自ずから、動き出します!
『水飲んできていいよ』って言っても、次の練習に行こうとしても、子供たちは、前の練習を続けています(遊んでいます笑)
中学生の指導をしていますが、
選手たちは、毎試合、コーナーキック(サッカーではセットプレーと言ったりします)から、バンバン得点します。
このチームの監督になって3ヶ月、セットプレーの練習は一回もやったことがありません笑笑
でも、毎試合、セットプレーから得点します。
(セットプレーの練習が必要ないということではなく、ちゃんと選手たちが理解していくことは大切ですが、そういう本質的な部分もあるというお話です)
湘南ベルマーレU-15ガールズ、応援よろしくお願いします!
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■石原孝尚著書「足りなくてありがとう」 2023年3月21日発売
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