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#63 花が咲く『時と場所』
ゆる〜い投稿ですみません。
2021年4月27日の放送です^^
⬛️企業に入って気づいたこと
今年4月からね、企業さんに入って、会議に参加させていただいたりとか、お話を聞かせてもらったりとか、していて。
その中で、講演会とか行くじゃないですか。その時にずっと思ってたのが、どう考えても会社で働く人たちって僕より優秀なんですよ。だけど、なんとなく僕分かりやすい仕事をしてたから、すごい人が来たみたいな、みんなが知ってるような選手をね、指導してたりとか、優勝したりとかって、分かりやすい凄さがあるから、皆さん謙遜して、「いやいや僕なんて」って言ってくれるんですけど、僕からするとね、皆さんがされてることの方がよっぽど凄いですからって思うんですけど、なかなかね、分かってもらえないというか。
僕なんかで言うとね、10代の頃から最初はサッカー選手になりたくて、でも指導する機会がたくさんあったりして。
でも大学生ぐらいにはね、自分がプロにならないなんてことは分かってるから、指導者になれたらいいなと思って。別にこう、なんだろうな、優勝したいなとか、常に勝ちたいなとか、みんなで喜びたいな、というか。
要はね、花を咲かせたいなと思ってたけど、なんかそのプロセス自体が凄く楽しくて、ここまで来たので、たまたまね、いい仲間と巡り合って、優勝して、それを花が咲いた状態だと言えば、当然花は咲いてるんですけど・・・。
今日のテーマは言ってなかったんですけど、今日のテーマを花が咲くタイミングと場所というか、時と場所っていうところがあるなと思ってて。
⬛️自分の花が咲いていても、気づけていないだけ
花が咲くとか、それをね優勝とすればですよ、そういうタイミングに花が咲けて、そういう場所で花が咲けたんですけど、なんかこう会社で働いてる人たちも、僕から見るともう咲いてるんですよ。
十分人の役に立ってて、十分活躍してて、だけどなんか僕から見ると、咲いてる花も、例えばこう、ひまわりとかが咲いててね、僕らはひまわりを一本持って帰っても、家で綺麗に咲くじゃないですか。でもそのひまわり自体はひまわりに囲まれてるじゃないですか。そうすると、なんか自分は当たり前だと思ってるっていうか、こんなの普通だよって思っちゃってるっていうか、っていうところがあって。だからなんかこう咲いてても気づかないというか、なんかその凄さに気づかないっていうことが一つあるから、みんな「自分なんて」とか、そんなふうに思わなくていいのになって思ったり。
⬛️「花が咲かない」のではなく「まだ咲いていないだけ」
あと、花の咲く時と場所っていうことで言うと、やっぱり何か人の役に立てたりとか、自分が思うように何かをやれるっていうタイミングって、少し成長が必要だったり、少し周りとの関係だったりっていうところで時間が必要だったりするじゃないですか。
だからまだ咲いてないだけで、種がないわけでもなく、これから咲くっていう状況なだけで、なんか頑張ってるっていうこともあるんだろうなと思っていて。
自分なんか咲きませんよみたいなね、ことではなくて。
「まだ咲いてない、まだこれから楽しいことが待ってるんです」っていうことかもしれないなといつも思っています。
⬛️ひまわりも南極では咲かない。自分が活躍できる場所がある。
もっと言うと、やっぱりそんなひまわりもやっぱり南極では咲かないじゃないですか。だからやっぱり「自分が活躍できる場所」っていうのがあるんだなって思います。サッカー選手は分かりやすくて、運動能力が高いからって言って野球部に入っちゃったらやっぱりサッカーできないじゃないですか。サッカー得意なのに笑。イチロー選手がサッカー部に入ってもレギュラーになれるかわからないみたいな笑。
仕事も、自分がやりたいこととできることを上手く活かせる場所みたいなのが必ずあって、そこを選べてなかったり、もっと言うとチーム側っていうか会社側がそういう場所を提供できてないことがあるんだろうなと思って。
やっぱりサッカー選手でも、攻撃が得意な選手はやっぱりチーム次条とかで守備というかね、ディフェンスとディフェンダーっていう形でやってもらうとやっぱり苦手だったりするんですよね。苦手なのに「なんでお前できないんだ!」って言われるとかわいそうですよね。
やっぱり苦手なものをさせられちゃったら上手くできないのと一緒で、夏場によく言うんですけど、エアコンつけてクーラーつけるわけなんですけど、やっぱ冬にクーラーつけたら何やってんだよってなるわけじゃないですか。でもクーラーは悪くないですよね。
そういう機能でそういう役割なんで、寒いとこに持ってきたらお前が悪いだろっていう話になるんですけど笑、だけど本当に暑い場所に行ったらね、大活躍するわけで、ありがたいですよね。
だからやっぱり今日伝えたかったっていうか、お話ししたかったのは、やっぱり自分に向き合って、自分が咲きやすい場所とか咲くタイミングとか、そんなことを考えたいなっていうことと、やっぱり周りの一緒に働く仲間の、それがどんな花で、何を咲かせたくて、どうやったらきれいに咲かせてあげることができるんだろう、みたいなことを考えたいなっていう話をね、昼下がりにしたわけです。こちらからは以上です。
⬛️静華さんの感想〜私が私らしく生き生きできる場所〜
静華さん)
まとまってないんですけど、花ってなんだろうなーって聞きながら思いましたね。自分にとって、タカさんにとっては、「優勝」が一つの花だったとして、今聞きながら、私にとっての花ってなんだったかなーとか….。
一瞬なんかね、やっぱり花なんて咲かせられてないよーなんて思っちゃったりもしたんですけど、でもきっと、ずっと後半まで中さんの話を聞いていくうちに、その人がその人らしくというか、私だったら私が私らしく生き生きできてる場所があったら、そこでちょっとね、できたことっていうのが、それが小さな花だったのかなーなんて思いながら聞いてました。
TAKAさん)
さすがですね、もうだってしずかさんなんか完全に咲いてるんじゃないですか。これだけのことがいろいろできて、咲いてるのかわからないですけどね、なんかこうね、どこにもない花をみんな咲かせようとするのかなやっぱりね。
静華さん)
あとやっぱり周りにひまわりがたくさんあったら、自分がひまわりでも別にこう、だから何?って思っちゃうのと、同じような仕事をしている人が周りにたくさんいて、みんながそれぞれできることが似てたりとかすると、なんかね、こう、私だけができるわけじゃないしとか、いやそんな特別なことしてません?って思っちゃうなーって思いました。
TAKAさん)
ねー、だから本当にそのひまわりを一本ね、他の場所に連れてくるってことが大事なんだなって思いますよね。だからやっぱり、自分が輝ける場所とね、自分の花はどんな花かっていうのはちゃんと見つめたいなと思ったわけです。
※Happy Firstは、なでしこリーグ史上初の四冠監督であるサッカー監督石原孝尚が主宰するオンラインコミュニティです。
▶︎石原孝尚著「足りなくてありがとう」
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