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9.セミの一生

この頃は暑さも落ち着き、季節は秋に入りつつあります。そう言えば最近あまり「ミンミン♪」とセミの声が聞こえなくなりつつあり、少し寂しく感じます。
そんなセミについて調べてたら、色々と話したくなったのでシェアしたいと思います♪

セミの一生は短くなんてない!!
穴から地上に出てきたセミの寿命は約1週間です。そのため、「セミの一生は短い」といわれますが 、実はセミの一生は決して短いわけではありません。むしろ長いのです!!
私たちが普段目にする、木や建物の壁で鳴いているセミは成虫の姿です。成虫は木の幹に卵を産み、卵から生まれた幼虫は土の中に移動します。そして、幼虫は土の中で長い期間を過ごし、やがて成虫になると地上に出てくるのです。
成虫と幼虫の期間を比べると、幼虫でいる期間は数年~7年くらいと長く、成虫の期間はわずか1週間から数週間ととても短いのです。つまり、セミの一生は幼虫の期間が約7年、成虫はわずか7日間で、約7年7日ということになります!
成虫になってから、たった7日間しか生きられないと聞くと、セミの一生はとても短いと感じます。しかし、成虫になるまでは長い間、土の中で過ごしていることを知ると、セミは短命な生き物ではないということがわかります。
しかし、7年間も地中で生活し夏の季節やっと地上に出てきても、僅か1週間と短期間しか活動できません。そのことを知るとセミの鳴き声も儚く感じますね。。精一杯の鳴き声を来年も楽しみにしております。




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