見出し画像

1.子どもが生まれ、夫は私を邪険にし始めた

この一冊のみ、無料で読めます。

こんにちは。roomieと申します。ピアノ指導者をしております。現在、Xを通じて、NPD(自己愛性パーソナリティ障害)の母を持つ関係から、NPD被害者のためのメンタルサポート活動をすることになりました。

私の夫は、NPDではありませんが、私がNLPを勉強してからここ数年のやりとりをして、モラハラと近い所にある人だと思うようになりました。
夫の場合、とても我慢強い人なんです!しかし我慢強いも通り越してしまうと、モラハラになる!ということに気づきました。昭和生まれですし。
モラハラと似ている所は、自分を振り返ることが難しいです。私に見せないだけかもしれませんが、少なくとも私の前では言いませんね。私がモラハラの被害者体質を持っていますので、寄せてしまったのでしょう。

私は夫に依存的に生きてきたのですが、いつしか夫に応援してもらいたいという気持ちを持ち、自分自身の感じ方、とらえ方をNLPで振り返ってきました。そしてだんだん、対等に向かってきています。はじめは「夫の敵」でしたが、今は「同居人」レベルまで昇格してきています。その経過をお話ししていきたいと思い、マガジンにしました。

結婚して20年以上。子どもがいなかった年数が長い。二人の時にはあまり気にならなかったが、子どもが生まれてから、変わったことがある。

夫に文句を言われる・叱られることが多くなった。

そして子どもを巻き込んで、お母さんはずるい。と言う言い方をするようになった。

私は違和感がいっぱいだった。
二人の時には、とても優しかったのに
「この変わりようは何なんだ!」

と感じるようになった。

私はこの頃、NLPの講座を受けて、NLPのワークをしたり、コーチングを自分がしたり受けたりした。
気がつくと、自分の傾向を多角的に見ることができるようになっていった。と同時に、私がどんなコミュニュケーションをとっているのか、
そして夫がどんなコミュニケーションをとっているのか理解できるようになった。

そして、それまで私が感じていた夫との違和感がどこから来るのかを理解できるようになっていった。

VAKを理解する

人は五感を使って、コミュニケーションをする。
全ての五感を使っているけれど、人によって利き手が違うように、自分の得意な感覚がある。
大きく分けて3つ。

  1. 視覚(Visual)

  2. 聴覚(Auditory)

  3. 体感覚(触覚・嗅覚・味覚)(Kinetic)

優位感覚によるタイプ分類を、NLP心理学では「VAK」という。優位感覚の違いは、すなわち情報のインプット方法の違い。人によって、得意な感覚で情報を受け取り理解している。

場面でも多少違っている。家にいる時、仕事の時、等。

夫は、聴覚優位。
理論的に、物事を順番に話しをする。
片付けがあまりできない。視覚をあまり使わないので、気にならないらしい。(近眼でメガネを使用していることもあるだろう。)

私は、視覚優位の体感覚優位。
長年ピアノを弾いて、よく楽譜を見ているからか、視覚で判断することが多い。
人の顔色が気になる。夫が黙っていると、怒っているのではないかと勘繰っていた。それと何かとイメージを見ているので(脳のタイプは同時系というらしい)、主語がない。あれ、それと自分だけがわかっている。

夫にわかりやすく話しをしているつもりでも、私の言っていることが全くわからないと言う。
体感覚も優位で、頭の中で考えてばかりいるので、なかなか踏ん切りがつかない。

私の生活をVAKでいえば以下のようになる。

仕事の時は聴覚が優位。ピアノ教室を経営しているので、ピアノを生徒に教える時は、聴覚優位になる。視覚は楽譜で使うが、鍵盤の動きを視覚で見るのは苦手。楽譜は動かないが、指先は動く。動くものを見るのは苦手なようだ。

ピアノ演奏は、聴覚、視覚、体感覚をまんべんなく使うらしく、あまり疲れない。

家事をしている時の私は、視覚+体感覚になる。特に料理は、50歳を過ぎた辺りから聴覚が使えなくなって、段取りが悪くなった。

そこで、最近はアマゾンのオーディブルを聞きながら料理をするようになった。ながら仕事だが、これをすると段取りがすこぶる良くなる。

子どもを巻き込んで、お母さんはずるい。と言うのに違和感

2018年。私がトレーニングジムに通い始めると、家族皆なとの食事で、私だけのメニューが変わることがよくあった。

それが目につくのか夫は「どうして同じものを食べないの?」やら「お母さんはずるい」と言うようになっていった。その当時、年中の子どもを味方につけて、一緒になって「お母さんはずるい」とよく言っていた。

私の中で、我慢しているつもりはなかったけれど、違和感があった。今まで平和だったはずの家庭の中で、こんな嫌味な言い方がなぜ存在するようになったのだろう?と思った。

NLPとの出会い

2019年11月。私はNLP子育てコーチという講座を受けることにした。

これが私のNLPとの出会い。
私はコミュニケーションに困っていた。
私の母は、自己愛性パーソナリティー障害という性格的な歪みをもった人だった。そして父は、そういう母と共依存状態にあった。
私が子どもの頃は、ネグレクト気味で、私が成人する頃に過干渉になっていった。

子どもの頃は放任され気味だった。
母は夜になると、PTAの付き合いだと言って、20時以降になると平日はほぼ毎日家にいなかった。
ご飯は作っていくのだが、姉が高学年になると、姉が夕食を作るようになった。

母の意見で物事が決まり、家族には「話し合い」というものがなかった。
そんな関係を当たり前としていたので、大人になってから、私は「相談」というものが基本的にできなかった。

特に相手が感情的になると、私の感情が止まってしまった。
NLPを受けた後に気づいたのだが、感情的になる人は、私の母だった。
母が感情的になると、猪突猛進になり、自分の正当性を訴え、反対する人を敵にしてしまう。

そういう関わり合いを常にしてきたからか、ピアノ教室で生徒が泣き出したり、怒ったりすると、私はなすすべがないのだった。

そして、ある生徒が、例に漏れず、レッスン中に泣いてしまった。
その時にいよいよ私のコミニュケーションの仕方に問題があるのだと感じた。

そしてたまたまNLP子育てCOACHという講座を見つけ、受けることにした。

NLPの講座を受けたことで、変わったこと

NLPの講座を受けたことで、私は大きく変わっていった。

2019年の秋から2020年にかけて、子育てCOACHの講座を受けて、その後30時間のコーチングを経て、子育てCOACHの資格を取った。

資格は紙っぺら一枚。なにかを保証するものではない。でも、この30時間で他人の話を傾聴する訓練で、私が抱えていた自己否定が抜け、人の意見をまっすぐに聞ける精神状態になったと思う。

しかし私の習慣・行動は比較的そのまま。

自分の興味のあることはすぐにやりたい。
自分の興味のないことは後回し。
子どもになかなか関われない。(今はだいぶ、まし。)

これらは、私のVAKも関係していますが、私が自分が育ってきた家庭で、行動がちゃんとしつけられていないことが原因だとわかってきた。

とくに子どもを育てていると、よく感じる。
自分の問題はこういうところだなあと。
頭でわかっているけれど、簡単に変えられない。
そしてそれ以上に、夫が私に感じる違和感が大きい。

2024年現在、夫が私に伝えることは、だんだんひどくなっている。

その原因は、彼にあるのですが。彼の価値観が、つまりは自分の思っていることは「正しい」から、真逆の私が許せない。
つまり、夫は、そんな怠惰な自分を許せないのだろうと思う。

ひどくなってはいるけれども、私が精神的に落ち着くと、

問題いっぱいの自分
問題いっぱいの夫

にたいして、もやもやを抱えることが、本当に無い。

自分を責めないところにあると思う。

感じるところはあるけど、思い悩んだり、泣いたりはしていない。
でも、私なりに整理をしたい。
私にもできることがあるのではないか。
でも夫の言うことを聞くのはシャクだ。笑

しかし今回ばかりは、私も迷っている。
夫を変えられないと知っているけれど、
私も、夫との関係を良くしたいと望んでいるから。

ちょっとだけ言うと、夫は教育パパなんです。
私よりずっと子どもに関わっています。
しかし、最近少し行き過ぎています。
自分の時間をほぼ子育てに費やしているため、自分のことができなくてイライラしているんです。

今、とても、夫との関係が「部分的に特に悪い」からこそ、書けることがある。と思い、時系列で書いていきたいと思う。

この関係が良くなるかどうかはわかりません。
努力した自分を見てみたいのもある。

かなりプライベートなことだから、以下は有料記事で書いていきたいと思います。ご興味のある方はどうぞ。

いいなと思ったら応援しよう!

roomie
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!