それをしてしまう理由（５）

迷惑をかけたと思わない自分

NLPを学び始めた頃、ピティナ・ステップに初出場したんだよね。生徒も出場するから、私も出ようって...。でも、生徒は午前中で私は最後の部。丸一日家を空けることになった。
でも、不思議だな。家族に迷惑をかけるなんて、全然思わなかった。夫には言ってあるし、食事の準備もできないけど、まあいいや、って。全然平気だった。
でも、NLPの勉強で出かける時は申し訳なくて...なんでこんなに違うんだろう？その時はわからなかったけど

依存のすげ替え

思えば、NLPの勉強は私の自立につながる...だから母に反対されそうで言えない。でも、ピアノのステージは（ピアノ教室をやっている）母にとって都合がいい。私を放っておける。だから脅威にならない。

気づいたら、母のことを気にしてたはずなのに、夫の目や評価を気にしてた。依存の対象が母から夫に変わってた。だから、私の自立を夫が反対してると思い込んでた。こんな風に考えてたんだ...と気づく。

相談しなかったほんとうの理由

夫に相談できなかったのは...自由を満喫したかったってのもあるけど、反対されるのが怖かったんだ。自分の選択を否定されるのが怖かった。

「私は自立してはいけない」って、母からのメッセージが心の奥底にあった。新しいことを始めようとするたび、このメッセージに縛られてた。
でも、NLPのマネークリニックに行きたくて...思い切って相談してみた。これ、私にとって大きな一歩だった。自分の意思を尊重する行動...でも、2日も家を空けるのは迷惑かな...

でも、この経験で夫とのコミュニケーションの大切さを学んだ。正直に伝えることで、夫も理解してくれた。ちょっと希望が見えた気がする...

夫は私の存在を消した

勇気を出して夫に気持ちを伝えたのに、夫は私の目を見ずに、子どもたちに「ママは勝手だよね」って...冷たい言葉。
私、そこにいないみたいだった。夫に話しかけてるのに、私の存在を消されたみたい。すごく寂しかった。

マネークリニックに向かう道中も、夫の言葉が頭から離れなくて...ますます孤独を感じる。この気持ち、どうすればいいんだろう。