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コロナ感染、後遺症?②診察から陽性判定


前日の喉の痛み、咳、いきなりの高熱。
だけど自前の検査キットでは陰性。

「いや、これは絶対怪しい!」

発熱外来には当日行けず、翌日まで待つことに。
夜も熱が上がり、ほぼ眠れずふらふらの状態で
紹介してもらったクリニックの
受付開始時間ぴったりに電話。
8時45分。

混み合ってて繋がらなかったらどうしよう…

そんな心配をよそに、すぐ繋がってくれた。

「10時に来てください。
来たら、病院の外から電話してください。」

そう、指示を受ける。

10時か…すぐに電話したけど、
やっぱりもう予約入ってるのか?
受け入れ体制のせいか?

解熱剤のおかげか、熱は38度まで下がってたけど
やっぱりしんどい。
頭痛もひどいし、
身体も痛いし、咳き込む度に肺が痛い。

何より、夏の炎天下に歩いて
クリニックに行くのは、かなり試練。

身体の中からも外からも熱で焼かれそうな感覚。

着いたら、クリニックの外には
ずらりと行列が並んでいた。

え?この行列の中に混じるの?大丈夫?

と思ったら、どうやら違うらしい。

とりあえず、許可なく中に入っちゃいけない。
それは分かってるから、
言われた通り、外から電話をする。

……話し中。繋がらないんですけど…….

熱の身体で外でずっと待ってるの、
しんどいんですけど。

何度もかけたら、やっと出てくれた。

行列とは別の入口を案内された。

やっぱりそうか。
他の人に感染させないように、
そこは配慮してるんだ。

やっと中に入れる。椅子に座れる。

前日の話をもう一度そこで話して、
もう一度、体温を測る。
この時、38.1度だった。

「まだ高い熱が続いてるから、
検査しましょうね。」

そう言って、看護師さんの代わりに
お医者さんが来た。
抗原検査か、鼻にぐりぐりするやつ。

子どもの現場で自分たちで
定期的にやってたやつ。
慣れてるやつだ。

……と思ったら、甘かった。
鼻の思いっきり奥まで、

ぐりぐりぐりっ!!

(……い、痛いです……)

涙出そうなくらい、痛かった。

抗原検査か〜PCRじゃないのか〜
大丈夫かな〜

でもすぐにお医者さんが来た。

「陽性です。」

あ、思いっきり陽性だったか。やはりか。

ちなみにそこのは、
コロナ以外にもインフルエンザの検査も
同時に出来るやつだった。

インフルエンザのA型、B型は陰性。
コロナの所に、がっつり線が写ってた。

解熱剤や痰の薬などを処方される。

そして今後について説明される。
保健所からの連絡、
ハーシスなどの入力などについても。

医療機関大爆発の中で、
入院もホテル療養も期待はできない。
当然、自宅待機。

帰りは、また徒歩。
陽性の患者を乗せられるタクシーなんぞ、
すぐに見つからない。

暑い中ふらふらしながら、
「これ、他の人はどうやって
帰ってるんだろう…..」なんてふと考える。

「やばい…飲み物とかアイスとか、
事前に買っときゃ良かった…..」

後悔、先に立たず。

陽性って言われた身体で買い出しなんて
そりゃ、迷惑行為だぞ。

仕方ない。
家にあるものでしのぐしかない。

家に着いたら、ばったりベッドに倒れ込む。
熱いのに寒い。
エアコンがまた関節を刺す。

熱は39度を超えていた。

「このまま何もせず休みたい…」

けど、自宅療養は
ゆっくり休む暇がないのを
この後思い知らされる。

午後、保健所からメールと電話が来た。

「陽性の人に連絡してます。
これから、サイトに登録してもらって
毎日の健康状態を記録してもらいます。」

などなど、今後について諸々説明。

高熱で半分もうろうとしてる中で、
「はい、はい」と返事。

「パルスオキシメーターは?」
「配食サービスは?」

頼めば、届けてくれるそう。
というか、陽性判定受けた時点で
パルスオキシメーターは届くとのこと。

配食サービスは、別途連絡して
お願いした。

届くのに数日かかるそうだけど、
それでもありがたい。

電話が終わったら、とりあえず
ハーシスに登録する。

こんなやつ。




ここに、体温とか症状、とかを入れる仕組み。
履歴も見れる。
ここから療養証明書も画面でスクショ出来る。

履歴を見ると、
当日は登録だけでもうへとへとで、
診察の時の記録だけしか入れてなかった…

夜になると熱も40度越して、
震える寒気から一気に身体が燃えそうな熱さ。
頭痛もひどくて、身体中も痛い。
喉も腫れぼったくて、気道が狭くなった感じで息苦しい。
咳も出るし、その度に肺も痛い。
食べられないし、水もなかなか飲めない。
無理に口に入れようとすると吐く。
なのに、下痢もする。

まさに、症状のフルコース。
眠れないのに、時々意識が飛ぶ。

2、3日したら少しは楽になる。それまでの辛抱。

この時はそう思ってた。

まさかこれが、二週間以上続くとは思わず…

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