デザイン制作の裏側紹介
こんにちは、HappyCreatorです!
さて、今日は先日発売した「インフォメーションカード」の裏側をご紹介したいと思います。
裏側といっても、いつもどんな風に作品を制作しているかを紹介する記事になります。
私が何か制作する時は、
①リサーチ(ネタ帳にメモ)
②ネタ帳から良いものを抜粋
③とりあえず紙で作ってみる
④パソコンで作ってみる
⑤印刷してみる
⑥調整作業
⑦完成!
と、ざっくりこんな感じで制作しています。
今回作るのは招待状のようなもの。
ブライダルペーパーアイテムで最もポピュラーな招待状を作りたいと前々から思っていましたが、招待状は沢山のメーカーや作家さんが作っていて、新しく作ってもあまり目立ちませんし、目新しさがあまり無いのがクリエーターサイドの欠点ででした。
そこで、少しアレンジした招待状を作ることにしました!
今回のテーマは「便利と感染症対策」。
ここで言う便利とは、「バラバラなものを一つにまとめた便利さ」を言います。
結婚式の招待状というものは一つの封筒にバラバラと沢山の紙をいれている物か多いですが、そこを一つにまとめられたら良くない?という発想から制作がスタート!
そして、「ウチらの結婚式は感染症対策万全ですぜ!」というのもまとめて盛り込みたいと考えました。
ここらへんのこだわりは先日の新作発表記事を読んでくれると嬉しいです。
リサーチ(ネタ帳にメモ)
まずはネットや雑誌から、ブライダルペーパーアイテムのトレンドをリサーチ。といっても、作品を作る前にリサーチするのでは無く、日常的にリサーチはしていて、トレンドを観察している中で良さそうなものをネタ帳にメモしています。
ネタ帳の良い所はあの日のネタや、この日のネタを組み合わせて使える所がいいですね。
先週メモった感染症対策のアイディアと今週メモった招待状のアイディアを足したら面白そう!
という具合に新しい発想がでてきます。
いつも使っているコンパクトサイズのメモ帳
とりあえず紙で作ってみる
こっからはネタを膨らませていく作業。
完成した作品をイメージして、白い紙にデザインを手書きしていきます。
ハサミでカットして、組み立て。両面印刷した時、どうみえるか?折りたたんだ時、どんな風に開くかを検証します。
パソコンで作ってみる
だいたいの構想が仕上がったら、パソコンでの作業です。
Illustratorを使っての作業ですね。
今回は沢山の情報を一つにまとめた所がポイントですが、情報が沢山ありすぎると、それはそれで高級感やエレガントな雰囲気が出ないので、なるべく余白を沢山取るように意識して進行しました。
印刷してみる
出力はキンコーズさんに依頼。
まだ試作段階の出力なので家庭用プリンターでも良いですが、本番の紙はキンコーズの厚紙を使います。
厚紙の印刷具合や、写真の印刷再現、折った時に跳ね返りがあるのか等は本番を予想して行うのでは無く、本番の紙とインク、印刷環境で最初からやります。
そうする事で最終段階のトラブルを避けることが可能になります。
お客様納品前に、「こんなはずじゃなかった、、」は絶対に許されないですからね。
調整作業をして完成
納品前のミスは許されませんが、制作途中の凡ミスはつきもので、いろんなミスをしながら作品といつものは出来上がるんですねぇ。
今回は寸法間違いで帯が足りず、、、。
また、カードのサイズも間違えて、綺麗に仕上がらなかった。
パソコンの中で計算しても現実に出してみると間違っていて、「ちゃんと計算したのになぁ〜」となります。
minne用写真撮影
さて作品も出来上がり、いよいよminneに登録していきます。
minneはInstagramなどと同じように映えてる画像の方が閲覧されやすい傾向があるので、作品の撮影には力が入ります。
まずは「ピンタレスト」で撮影カットの参考となるものをいくつかピックアップ。ピンタレストはお洒落な画像が沢山あり、写真スタイリングはもちろん、デザインの参考としてもよく見てます。
そして、こちらが今回の撮影スタイリングラフ。
minneの商品ページを想定して、画角を決めています。minneのページは正方形なので、正方形に綺麗に入るようにラフから考えました。
スタイリングの方向性が決まったららいよいよ撮影。撮影はスマホを使うよ!最近のスマホは画質が良いので一眼レフでなくても充分な写真が撮れますね。
また、プロのようなライティング(照明設備)が無くてもPhotoshop(画像編集ソフト)を使えは、明るさ調整ができるので、Photoshopは重宝しますね。
そしてこちらが私の簡易撮影スタジオ。これで充分なんですよ。
仕上がりはこんな感じに。
ハンドメイドの良いところ
今はウェブ上で全て完結できるコンテンツが沢山ありますね。最近ではウェブ招待状なるものまで出てきました。
結婚式の思い出は人生を彩るものだと思います。そしてその思い出は実際に触れられるものであればもっと素敵だと思います。
忘れた頃に引き出しから出てきたあの日の招待状を見て、もの思いにふける時間とかエモーショナルじゃないですか。
新郎新婦はもちろん、ゲストにとっても記憶に残るペーパーアイテムを作る事ができたらとても幸せです。
これからもそんなペーパーアイテムを作っていきますので、たまに見に来てくれたら嬉しいです。
それでは今日もHappyな1日を!
HappyCreatorでした★
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minneページも見てくれたら嬉しいです。
いろんなウエディングアイテムをデザインしています。