知人の少ない地域に住むということ

私が今住んでいるのは、
出身地でも育った場所でもない。

なので、そんなに友人知人も多くない。

正直、会いたい時にすぐ会える人の少なさは、
時々さみしく感じることもある。

でもそのおかげで、
無理に人と会わず予定を入れない一人時間を持てるようになり、今まで私がいかに無意識で『いい人マスク』をつけ、人と会ったり関わったりしてきたことを痛感した。

そこから疲労やストレスの蓄積が、
私の身体の不調のほとんどを占めていた。

と書いたものの、
それを自覚できたのは、割と最近。

私にとって
本当に大切な人って誰なんだろう、
本当に大切にしたいモノやコトって何だろう、
とじっくり考えるようになれたのも、
今ココにいるからなんだろうなと感じる。

多分
私があえてこの知人の少ない地域に
今も住み続けているのは、
どこかで本当に大切な人やモノを
見つめ直したかったからなのかもしれない。

とはいえ、
自分が思っていた以上に、
一人で過ごすことが苦にならないタイプだったのは、思わぬ発見であり、私にとっての収穫だったけれど。

一人時間をいかに楽しく過ごすか
もっと探求してきたい。


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